2022年8月10日、アバターアイテム開発を行うスタートアップであるCARVはメタバースホバーボード「CARV1 Metaboard」を発表しました。2022年夏に一般販売予定です。アバター作成プラットフォーム「Ready Player Me」対応のワールドであれば、自分のアバターと一緒に使用できます。
物理システムを搭載し、さまざまな地形の3D空間をホバリング
「CARV1 Metaboard」はバーチャル空間でアバターが操作し、移動できるホバーボード型のアイテムです。各プラットフォームによって最適化され、アバターに応じた改造やアップグレードが可能です。また物理システムが搭載されており、バーチャル空間でトリックを行うことができます。
CARVのCEOであるNathan Grotticelli氏は、「私たちは仮想世界の中で、3Dモデルの地形を横断するためにMetaboardを使用することを想定しています」「Metaboardの素晴らしいところは、海の波、雪山、コンクリートのスケートパークが、すべて同じような物理制御によって乗ることが可能な点です」とコメントしています。
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— CARV (@CARVlabs) July 25, 2022
合計500個の限定販売。今後は対応プラットフォームを増やす方針
今回発表されたCARV1コレクションでは50を超えるデザインが展開され、異なる希少性や速さに調整可能。まずは合計500個の3Dモデル限定版が販売される予定です。現時点では1人当たり2個までの販売に制限されていますが、2022年後半には購入できる個数を増やす見込みです。価格は777Polygon(MATIC)。同社は今後数カ月のうちに、米ドルやイーサリアムなど他の通貨での販売も予定しています。
CARVは他のアプリや企業への展開契約を結んでおり、近い将来、対応プラットフォームは増える見込みです。今後、AR機能の搭載や、実際のeSport大会でのMetaboard競技の実施、アーティストとのコラボレーションなどを計画しています。次のコレクションとなる「CARV 2」では、取り外し可能なバーチャルドローンカメラの搭載や、CARVライダーコンテストの発表も検討しているようです。
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— CARV (@CARVlabs) July 8, 2022