米国では8月21日に大規模な皆既日食が観測され、その様子はネット、テレビを通して世界中に配信されました。そしてNASAは今回の日食を360度映像を用いて撮影、現地の様子をライブ配信しました。
1世紀ぶりの大規模日食、360度映像によって配信
今回観測された皆既日食は米国大陸の中央を横断する大規模なもので、このような日食が米国で観測されるのは99年ぶりになります。
この皆既日食を360度映像によって配信するプロジェクトには、NASAの他にフェイスブック、そして360度コンテンツ制作企業のBlend Mediaが参加しています。
撮影はBlend MediaのクリエイターであるWilliam Briscoe氏によるもので、360度映像の撮影エキスパートである彼は「360度映像で日食を撮影するのが夢だった」と語っています。また、「(本プロジェクトの)計画立案や、機材の輸送などに何ヶ月も費やした」とも語っており、プロジェクトの規模の大きさが伺えます。
今回の日食の様子を捉えた360度動画は、Blend Mediaのフェイスブックページの360度動画コーナーにて視聴できます。
(参考)
VRFocus / NASA Offers A 360-Degree View Of Solar Eclipse(英語)
https://www.vrfocus.com/2017/08/nasa-offers-a-360-degree-view-of-solar-eclipse/
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