今回は、2017年3月3日に配信された、PlayStation VR(PSVR)専用ソフト『How We Soar』を紹介します。
なお、動画ではすべて英語となっていますが、本作は文字・音声ともにどちらも日本語に対応しています。
ペーパークラフトで作られた独特な世界
本作は、ある物語の著者”The Author”の記憶と意識によってつくられた世界を飛び回るゲームです。各ステージには通過すべきリングと、リングを全て登場したあとにでてくる、捕まえなくてはいけない謎の鳥の“ギミック”があります。鳥を捕まえて○△□×のどれか好きな一つのボタンを押すと、それがトリガーとなってステージに隠された物語が現れます。
リングを通過していくと、ただの本だけだったステージに、仕掛け絵本が組み立てられるように、舞台が組み上がります。それらが全て組み上がると、物語のシーンとなります。
組み上がり、色がついて“物語”が現れた様子
リアルな操縦感で飛び回り物語を解明
操作は、R2ボタンでスピードアップ、L2ボタンでスピードダウン、左スティックで不死鳥を操縦し、コントローラーを振ると一時的に加速します。
左スティックでの不死鳥の操縦感は、従来のフライトゲームと似ています。強いて例をあげるとすれば、重爆撃機ほど操作が重たくなく、戦闘機ほど操作が軽くはない、小型の爆撃機や攻撃機の操作感と似ています。
左スティックを前に倒すと、実際の飛行機と同じく不死鳥は下降をはじめ、左スティックを下に倒すと上昇します。この点、飛行機のフライトゲームをやったことない人は違和感があるかもしれません。本作では、リングを通過するために、急旋回・急上昇下降を要求されることがあるので、しっかりと不死鳥を操縦して飛んでいる感覚があります。
本作は、雰囲気が特徴的ながら、きちんと操縦の要素が作り込まれているゲームです。
ソフト情報
タイトル | How We Soar |
ジャンル | その他 |
発売元 | Penny Black Studios LTD |
発売日 | 2017年3月3日 |
対応プラットフォーム | PlayStation4(PSVR専用) |
価格 | 2,399円 |
プレイ人数 | 1人 |
CERO | A(全年齢対象) |