10月6日から9日の期間で、ニューヨークで開催している漫画などの文化に関するコンベンション「New York Comic Con 2016」より、ひときわ目を引くVR展示を紹介します。
『The Man In The High Castle』
アマゾン・スタジオは、2015年のComic Conでも展示していたオリジナルコンテンツ、『The Man In The High Castle』を展示。
HTC Viveを用いた本体験では、プレイヤーは不思議な人気番組の世界に迷い込み、脱出の手がかりを集めて襲い来る敵と戦っていきます。
Viveの最前線技術を取り込んだゴージャスな世界は、他のどんなコンテンツにもないユニークな体験を実現しています。
NY Comic Con 2016
Comic Con(コミコン)は、SF、ゲーム、漫画、アニメなどのコンテンツが目白押しのイベント。
ここ数年VRコンテンツの展示も増えてきており、今年はただ見せるだけではなく、より快適な体験を追求するブースも増えてきました。
今回のニューヨーク開催でもひときわ目を引いたコンテンツたちを紹介します。
ハロウィンがテーマのホラー体験
New York Haunted Hayrideが展示していたのは、いくつかのホラー体験です。
360度コンテンツ制作を手がけるJaunt VRが共同で制作しています。新しいVRホラーシリーズのパイロット版である『The Game』に加え、『Escape of the Living Dead』、『Zombie Purge』、『Black Mass』(黒ミサ)などのコンテンツが展示されました。
さらにVR体験ルームとしてハロウィンにちなんだ360度動画を体験できるコーナーもあり、Netflixの『Stranger Things』、ワーナー・ブラザーズの『スーサイド・スクワッド』、さらに『Cirque』や『Hellevator』といったコンテンツを含んでいます。
『John Wick Chronicles』
LionsgatesとStarbreezeによる『John Wick Chronicles: An Eye For An Eye』は、FPSをベースにしたアクションゲーム。
7分のプレイでは、ヨーロッパ風のホテルを舞台に、銃や格闘での戦いが楽しめます。
本タイトルのフルバージョンは、2017年公開予定の原作映画『John Wick: Chapter 2』と近い時期にリリース予定です。
イベント会場には他にも様々なVRブースが展示されており、VRは今後もより注目のコンテンツとなりそうです。
(参考)
VR Scout / Your Guide To The Best VR Exhibits at NY Comic Con 2016(英語)
http://vrscout.com/news/guide-vr-exhibits-ny-comic-con-2016/