10月14日(月・祝)から東京国立博物館にて御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」が開催されます。その連動企画として、正倉院「正倉(しょうそう)」と「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」を鑑賞できるVR作品の上映が10月9日(水)より開始しました。12月22日(日)までの期間限定です。
今回の「正倉院―時を超える想い」では、正倉院「正倉」と正倉院宝物「螺鈿紫檀五絃琵琶」をデジタルアーカイブ化してVRで再現。通常立ち入ることができない「正倉」の内部空間や、世界で唯一現存する「螺鈿紫檀五絃琵琶」の模様などを観られます。
VRで再現された「正倉」の映像では、1260余年を経た校倉造りの木肌や鎌倉時代の落雷の焼け焦げの跡など、本来であれば見ることの難しい部分を鑑賞できるのがポイント。内部空間の構造や特徴を観ながら詳しい解説を聴けます。
また「螺鈿紫檀五絃琵琶」では、螺鈿、鼈甲(べっこう)の光沢変化や緻密な装飾をさまざまなアングルから大画面で鑑賞できます。なぜ美しい姿を保ったまま長期保存できたかを、正倉の構造や宝物の管理手法をもとに紹介するとのこと。
演終了後には記念撮影会もあります。撮影した写真や感想などにハッシュタグ「#トーハクでVR正倉院」または「#VRShosoin」をつけてSNSに投稿すると、ミュージアムシアター限定オリジナルステッカーがプレゼントされるとのことです。
上映案内
場所 |
東京国立博物館東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター |
期間 |
2019年10月9日(水)~12月22日(日) |
上演日時 |
水・木・金 12:00、13:00、14:00、15:00、16:00 |
鑑賞料金 |
高校生以上:500円 中学生・小学生:300円 |
シアターWebサイト |
(参考)凸版印刷株式会社 プレスリリース