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VR動画 2015.11.02

コロプラ、映像領域のVRへ。360度動画に特化した事業を行う子会社360Channelを設立

11月2日、VRゲームの開発に積極的な取組を行っている株式会社コロプラは360度動画に特化した事業を行う株式会社360Channelを設立することを明らかにしました。

360Channelはコロプラ初となる、ゲーム領域以外のエンターテインメント事業を展開していくとのこと。

コロプラは日本のゲームメーカーとしては早い段階からVRコンテンツの開発に着手、同社が提供する人気スマホゲーム『白猫プロジェクト』のOculus Rift DK2版、Gear VR版を制作し、配信しています。また、2016年のOculus Rift製品版発売に向けた、VRパズルゲーム『Fly to KUMA』を東京ゲームショウで展示しています。

パズルゲーム『Fly to KUMA』ティザームービー

コロプラは、360Channelの設立を伝えるプレスリリースの中で、

・VRの市場規模は2020年までに300億ドルに達するとの予測も出ていること
・数々の製品版VRヘッドマウントディスプレイが発売される2016年はVR元年として、急速なVR市場の開花が期待されていること
・映像領域への期待も高まっており、米国では著名な映画会社が360度動画専用のラボを設立。その流れは映画業界全体へと広がろうとしていること

などを市場の劇的な変化として、360度動画に特化した事業を展開していくことを明らかにしています。360channelの代表取締役はコロプラ創業者である馬場功淳氏が務め、資本も相当規模投下するとしています。

具体的に360度動画関連としてどのような事業展開を行っていくかは不明ですが、「360度動画という新たな映像体験を通して、多くの方々に楽しんでいただけるサービスを提供」するということで、今後の展開にも注目したいところです。

社名 株式会社360Channel
所在地 東京都渋谷区恵比寿4-20-3
設立 2015年11月2日
資本金 7億円(資本準備金含む)
代表者 代表取締役社長 馬場功淳
事業内容 360度動画関連事業

関連記事:「VRで遊ぶゲームとは何か」を求めて―コロプラ・森先取締役が語る

(参考)
コロプラ プレスリリース / コロプラ、360度動画に特化した事業を行う株式会社360Channelを設立 ~初となる非ゲーム領域におけるエンターテインメント事業に着手~
http://colopl.co.jp/news/pressrelease/2015110201.php


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