驚異的な人気を誇るゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』をテーマにした公式ARアプリ『The Walking Dead: Our World』が開発中。同タイトルは『ウォーキング・デッド』の制作会社AMCネットワークとARゲーム制作会社Next Gamesが協力して開発しているARアプリです。
アプリのリリース日は判明していないもののiPhoneやiPadに加えてAndroidにも対応するとのこと。iPhoneとiPad向けのアプリはAR機能開発ツールARKitを使って制作されます。
ウォーキング・デッドはゾンビによって終末を迎えた世界で、安全な地を求めて旅をする人間たちの物語です。ゾンビから逃れる恐怖だけでなく、本当に怖いのは人間かもしれないと思わせる人間同士の駆け引きを描いた人気のテレビシリーズです。
ゲームではPokemon Goのように、カメラをとおして見ると実在しないゾンビが彷徨っているように見えます。ゾンビがドラマのように襲いかかってくるので、待っている武器を駆使して戦うというシステムです。
公開されているプレイ動画からヒントを得るなら、アイテムをゲットできるポイントがあり、手に入れると武器として使えるようです。銃や刀の獲得ポイントがある他、手榴弾を使っているシーンが確認できます。
さらにゲームプレイ中に他のプレイヤーも一緒に戦っているシーンが入り込むので、協力プレイ機能がついている可能性があります。NPCらしき3Dキャラクターがゲーム内で助けてくれるシーンもあり、協力プレイの内容がどうなっているのか期待大です。
AMCネットワークとNext Gamesは2015年、ロールプレイングゲーム『The Walking Dead: No Man’s Land』をiOSとAndroid向けにリリースした実績があります。今回は初めてのARアプリということで、現実世界でどのようにゾンビが表現されるのでしょうか。
ARKitとは
2017年秋にiOS11のアップデートと同時に、iPhoneとiPadのAR機能が提供されます。iOS版のAR機能を開発ツールを「ARKit」といって、壁と床を認識してAR空間で物体を机などに置くことを可能にします。光の当たり方を認識して、影の動きも再現可能です。
(参考)
VARIETY/ ‘Walking Dead’ Augmented-Reality Game Promises to Be Like ‘Pokémon Go’ With Zombies -(英語)
http://variety.com/2017/digital/games/walking-dead-augmented-reality-game-1202542022/