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業界動向 2019.10.15

“PS5”は2020年末発売、フェイスブックのソーシャルVR「Horizon」独占取材 ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.“PS5”は2020年末に発売。没入感を増す触覚技術搭載へ(10.08)
2. 【独占取材】ユーザー20億人超のフェイスブックが挑むソーシャルVR「Horizon」体験レポ(10.09)およびフェイスブックは「Horizon」で何を目指すのか?(10.10)
3.現実世界のコピーを作成 英企業がテンセントから約11億円の資金調達(10.07) 
4.AppleのARグラス、新たな関連特許が明らかに(10.09)
5.マイクロソフトが“VR向けマット”を特許出願、触覚フィードバックなど備える(10.09)

“PS5”は2020年末に発売。没入感を増す触覚技術搭載へ(10.08)

株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、「プレイステーション」シリーズ次世代機の正式名称を「プレイステーション5」(PS5)とする旨を発表、発売時期は2020年の年末商戦期とすることを明かしました。

PS5に付属する新コントローラーには、より細かい振動を再現できるハプティック技術(触覚技術)を搭載。L2・R2トリガーの抵抗力をゲーム開発者が設定できるアダプティブトリガーが追加され、PS5のゴールのひとつである「没入感をさらなる高みへ導く」を実現します。

【Topics】
・「PS5」発売時期は2020年末、コントローラーの振動システムなど刷新
・コントローラーL2・R2ボタンの押し込みの固さなどを開発者側が設定可能に
・没入感のより高いPlayStationVR向けコンテンツ登場の可能性も

PlayStation VRに関する記事はこちらから。

【独占取材】ユーザー20億人超のフェイスブックが挑むソーシャルVR「Horizon」体験レポ(10.09)およびフェイスブックは「Horizon」で何を目指すのか?(10.10)


2019年9月末開催Oculus Connect 6(OC6)にて、フェイスブックはソーシャルVRサービス「Horizon」を発表。2020年上旬にベータ版公開を目指しています。今回は日本メディア唯一の「Horizon」体験レポート、およびMoguraVRによる独占取材の内容を報告します。

【Topics】
・直感的コードいらずで制作できるワールド作成システム「ワールドビルダー」を使用
・パブリックな世界観。各ワールドを移動し、ミニゲームなどのコンテンツを楽しむ
・様々な「蓄積」を経てHorizonへ、その行き先は?

現実世界のコピーを作成 英企業がテンセントから約11億円の資金調達(10.07)

イギリスIT企業SenSatは、中国IT大手のテンセントおよびベンチャー投資企業から、シリーズAで1,000万ドル(約11億円)の資金を調達しました。

SenSatは現在30以上の国際インフラ企業が利用する、ロケーションデータをデジタル化するサービス「Mapp」を提供。デジタル化で遅れをとるインフラなど大規模プロジェクト現場で、作業時間の短縮、安全性向上やコスト削減などへの利用が期待されています。

【Topics】
・出資元は「Mappはスマート産業の普及拡大に寄与」と語る
・「Mapp」により、洋上風力発電プロジェクトの作業時間が200%短縮される例も

AppleのARグラス、新たな関連特許が明らかに(10.09)

アップルが開発中と噂されるARグラス。このたび米国特許商標庁の登録データから、精密な3Dモデルを生成する高度なRGB深度センサー(RGB-Dセンサー)を、アップルがARグラスに採用する可能性が浮上しました。

特許を発見したPatently Appleは「今回のAppleの特許は、既存のRGB-Dセンサーその技術をAR/MRデバイス向けに縮小小型化するもの」であると指摘しています。

【Topics】
・特許正式名称特許は「現実世界の光景の3D再構築
・RGB-DセンサーはXbox KinectやASUSのXtion Proでも使われる既存の技術
・3Dレンダリング用にAR/MRデバイスでRGB-DセンサーやRGB-Dカメラの使用法を記載

アップルのARデバイス等に関連する記事はこちらから。

マイクロソフトが“VR向けマット”を特許出願、触覚フィードバックなど備える(10.09)

マイクロソフトは米国特許商標庁に、圧力センサーや触覚フィードバックなどを搭載したVR向けゲームフロアマットを特許出願しました。出願特許の正式名称は「バーチャル・リアリティ・フロアマット活動領域」となっており、Kinect等と併用する可能性が指摘されています。

【Topics】
・米メディアVRScoutはゲームフロアマットデバイス部分に基準マーカーを装備と予測
・家庭でのVRプレイ環境を、より没入感の高いVR体験施設に近づけられるか
・米メディアGizmodoは、マイクロソフト「Kinect」と併用する機器の可能性を指摘

HoloLens2など、マイクロソフト関連のニュースはこちらでも紹介しています。


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