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気軽にワイワイ遊べるVR空間 Quest版「バーチャルキャスト」を体験!

10月13日、VRプラットフォーム「Virtual Cast(バーチャルキャスト)」のOculus Quest対応版がリリースされました。これによりPC接続不要でどこでも「バーチャルキャスト」を楽しめるようになります。

気になるのは、そもそもどんな遊び方ができるのか、従来のPC版とはどのような違いがあるのか、というところです。今回は記者が実際に「Oculus Quest2」を装着し、バーチャルキャストを体験しつつ、バーチャルキャスト社のCVOのみゅみゅ氏と広報担当のあねえるたんに取材しました。


(入室すると、あねえるたんが出迎えてくれました。みゅみゅ氏は声のみの参加)

Quest版ならではの特徴は?

従来のバーチャルキャストは「VRM」「VCI」といった独自のアバター、アイテムをユーザーが作り、空間に持ち込み、オンライン上で別のユーザーと共に遊べるのが特徴のVRアプリでした。

https://www.youtube.com/watch?v=UE0UT_jVPo4

アイテムはプログラムを記述すれば自由に動かすことができ、体につけるアクセサリーや攻撃エフェクトの出る武器、高機能な配信用カメラなど、様々なアイテムが使えるようになっています。

またニコニコ生放送、SHOWROOM、YouTube Live等との連携機能があり、VTuberやバーチャル配信者の方々に「配信ツール」として長らく愛用されてきました。

それではQuest版はどのように変化したのでしょうか? みゅみゅ氏にお聞きしたところ、今回は「誰でも手軽にオンライン上で人と遊べる」体験をメインに作り込まれているそうです。

実際のところ、Quest版では機器の仕様上、配信用アイテムなどが(現状のバージョンでは)最小限に抑えられています。またOculus Questの標準機能でFacebookでのライブ配信は可能ですが、その他の配信ツールでは放送できなくなっています。

その代わり、公式スタジオにゲーム系アイテムが多数設置され、みんなでワイワイと遊べるようになっています。


(出会って早々、カレーを振舞っていただきました)


(カメラを向けての自撮りも可能 ※今回はあいえるたんアバターを使用しました)


(弓矢は実際に構えて発射できます)

例えば、バーチャルキャスト公式スタジオでは最大4人でVR釣りゲームや射撃ゲームが遊べるようになっています。また、カードゲーム「ワンナイト人狼」とバーチャルキャストが公式コラボし「ワンナイト人狼」をVRでどこでも誰とでも遊べるようになります(執筆現在は調整中。詳細はこちら)。VRやアバターコミュニケーションならではの楽しみ方が期待されます。


(魔法を放ったり、ピザを食べたり、ハンマーで突っ込みを入れたりと、自由に遊べます)

リリース直後はQuest間のみでの通信や、バーチャルキャストの公式アイテムしか使用できませんが、今後はユーザーの制作したアバターやアイテムを投稿するサービスTHE SEED ONLINE」との連携や、PC版ユーザーとのクロスプレイも実装予定だそうです。

取材中、実際にあねえるたんと魔法を打ち合ったり、ハンドベルを合奏したりと、様々なアイテムを使ってみましたが、一人用プレイのゲームとはまた違って、おしゃべりしながらリラックスして遊べる楽しさに出会えました。

初心者にも分かりやすい親切なデザイン

筆者が実際にアプリを起動し体験して感じたのが「チュートリアルのUI/UXが練られている」こと。今までVRに触れたこともない人でも、物を掴む、投げる、タップ&ピンチする動作が直感的に行えるよう、デザインや導線が練られていました。


(チュートリアルステージ、初心者はここで操作を学べます)

実際のワールドでは、自動ポリゴン削減機能によって「アイテムやアバターの目立たないところだけを削減されている」ため、PC版と比べてビジュアルが見劣りするといった印象も受けませんでした。

みゅみゅ氏によれば、リリース当初はハードウェアへの過剰な負荷を避けるため、ワールドへの同時入室人数や使用できるアイテムは少なめに設定されていますが、今後のアップデートで負荷テストや調整を行なっていく方針とのことでした。

アバター交流の入口として


(取材中に、Quest版の制作を担当したMIRO氏もちょっとだけ参加。今後のアイデアなどを4人で話し合いました)

記者は2年前にPC版バーチャルキャストがリリースされた当時から、同アプリを生配信や動画制作で長らく使用してきました。

2年を経たバーチャルキャストは「VTuberのための配信ツール」としての機能ではなく、より多くの人が楽しめるようなゲームアイテムの追加や「ミクランド」などの大規模イベント実施などを通して、「ソーシャルVRアプリ」としての可能性の幅が広がったと言えます。

そうした意味では、Quest版バーチャルキャストは配信ツールだけではなく、より多くの人がVRでのアバター交流を楽しむきっかけになると考えます。


(アバターを使って気軽にコミュニケ―ションができる場所として活用できそうです)

もし「アバターを動かすのって楽しい!」「これで配信をしたい! VTuberデビューしたい!」と思えば「Oculus Link」という機能を使えるのも大きな魅力です。1,000円ほどで購入できる別売りのType-Cケーブルを購入し、Oculus QuestとPCを接続すれば、すぐにPCVRとして利用できます。

高価なVRゴーグルを買い直さずとも体験のアップグレードが出来るという点では、初代Oculus QuestとOculus Quest 2はVR初心者にうってつけのデバイスだと考えます。ぜひ体験してみてください。

(参考)公式HP

執筆:届木ウカ


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