ボイチェン機能も搭載のAVストリーミング・ミキサー「VR-1HD」発売

ローランド株式会社は、AVストリーミング・ミキサー「VR-1HD」を2019年3月下旬に発売することを発表しました。VR-1HDにはボイスチェンジャーや画面の構成を変更できる機能などが備わっており、VTuberの配信にもオススメできます。

今回発売するVR-1HDは「映像や音響を操作するスタッフがいなくても、YouTuber、Podcasterなどのパフォーマーやパーソナリティー自身が思い通りに音と映像を演出し、ライブ配信を行える」AVストリーミング・ミキサー。カメラ、スマートフォン、パソコンなどを接続して最大3つの映像を切り替えたり、複数の映像を組み合わせた画面構成が可能です。

新たに、対談などトーク番組の出演者の声や、音楽のビート、あるいはあらかじめ設定した時間に合わせて映像を自動的に切り替える機能を搭載。これにより出演者は、煩わしい操作から解放されトークや演奏に専念できるとのこと。

また、出演者が自ら、ボタン1つで自分の声をロボット・ボイスや異なるキャラクターの音声に変えたり、残響を加えたり、拍手などの効果音を加えることもでき、思い通りのタイミングで番組を盛り上げることができます。

VTuberの配信にも役立つさまざまな機能

番組進行に合わせてボタン1つでお好みの画面構成へ

VR-1HDのシーン機能を使うと、番組の進行に合わせてボタン1つで場面に合った映像を呼び出すことができます。メイン映像に別の映像を子画面で挿入したり、左右／上下に画面を分割するなど、1つの画面に複数の映像を映し出し、視聴者に伝わる映像演出ができます。

ボイス・チェンジャーや効果音のポン出しで番組を楽しく演出

VR-1HDは、生放送中・ライブ配信中にボタン1つで自分の声を変えたり、BGM、ジングルや拍手などの効果音を加えたりすることで、番組をより楽しく演出することができます。また、ボイス・トランスフォーマー「VTシリーズ」の技術を用いた「ボイス・チェンジャー機能」を搭載。リアルタイムで自分の声をロボット・ボイスに変化させたり、声質や音高を変えて男性から女性の声に変化させたり、さらに残響を加えたりするなど、ユニークな演出を行えます。

その他、出演者の音声などに合わせて映像を自動的に切り替えることができる「オート・スイッチング機能」や、音声バランスを自動で調整する「オート・ミキシング機能」が搭載されています。

製品概要

（参考）ローランド株式会社 プレスリリース