Googleは、同社が進めているProject Tangoのアプリを募集するコンテストへの参加を受け付けています。ユーティリティ、エンターテイメントと並び、3つ設定されたカテゴリーのうち、1つはAR/VRとなっています。
Project Tangoは、Googleが進めているスマホで環境認識を行う仕組みのことです。例として、ARではリビングに恐竜が現れる「魔法の窓」、VRではVRの世界をタブレットPCやスマホ用のVRデバイスを使って歩くような体験そのもの、が挙げられています。
タブレットPCを使った環境認識(位置追跡、マッピング)の例
本コンテンストは、アイデア、プロトタイプ、アプリの順に提出のフェーズが分かれているマイルストーン方式で実施されます。現在はアイデアのエントリーの段階で、6月25日までとなっています。
全世界から応募されたアイデアのうち、16のアプリが選ばれ、1,024ドルが与えられます。そしてプロトタイプのフェーズでは4つが2,048ドルを獲得します。このような具合にフェーズが進むごとに対象となるアプリの数は絞られ、賞金が増えていきます。用意された賞金は1,024ドルから8,192ドルまで、その総額は9万5000ドル(約1,200万円)となります。
詳細はコンテストのルール(英語)をご覧ください。
今後、9月23日がアプリ提出期限となっており、10月26日に最終的な大賞受賞者が決定します。
(参考)
Project Tango 公式サイト(英語)
https://www.google.com/atap/project-tango/index.html
Google Tango Dev Contest Includes AR/VR Track and $95,000 in Prize Money – Road to VR(英語)
http://www.roadtovr.com/google-tango-dev-contest-includes-arvr-track-and-95000-in-prize-money/