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『Fallout 4 VR』レビュー かつての「連邦」での記憶がVRでよみがえる

世界中で数々の賞を受賞し、PCゲーマーであれば知らない人はいないというほどの有名タイトル『Fallout 4』がVR完全対応となってリリースされました。2017年12月時点ではVRデバイス「HTC Vive」に対応しています。

Fallout 4の内容が、VRコンテンツとしてまさしくそのまま実装されており、VRゲームとしては非常にボリュームのある作品になっている本作。さっそく紹介していきます。

https://www.youtube.com/watch?v=IHBadUZpAX4

ストーリーは原作そのまま。まさしく体験するのはあのウェイストランド


ヘッドマウントディスプレイを被れば、まさしくあの「連邦」に降り立ちます。
Fallout 4の舞台である核戦争後のボストンの様々な場所がそのまま再現されています。地図自体は現実のボストンと同じなため、ボストン周辺の観光名所なども荒廃しているものの眺めることができます。場所だけではなくストーリーやクエストも原作通りであるため、数百時間はやり込めるほどのボリュームになっています。



操作方法はゲームらしくない独特の方法に

https://www.youtube.com/watch?v=cQC1xNIc8TY

操作方法はVR用に変更されており、キーボードやゲームコントローラーでの操作は非サポートとなっています。ハンドコントローラーでの操作は非常に直感的で、慣れるとゲームコントローラーでの操作とは全く違います。

例えば、腕についている高性能端末のPip-Boyはその画面を見るのも原作ではボタンを押して開きましたが、VRではPip-Boyの画面を見るだけで操作ができるようになっています。直感的に操作ができる反面、ボタンやスティックで操作する従来の操作方法になれていると違和感を感じてしまうことはあります。

筆者はPip-Boyを閉じる操作がどのボタンを押せばいいのか分からなくなることが頻繁にありました(左腕を下げれば閉じられる)。原作を長時間プレイして操作が体に染みついたプレイヤーは慣れるのに時間がかかる操作だと感じました。

また、特に今回がVRゲーム初めてというプレイヤーに厳しいのが銃の取り扱いです。銃を構えて、照準で狙って、引き金を引いて撃つという一連の動作はFPSの操作と変わりません。しかしゲームコントローラーではなくハンドコントローラーでその一連の動作を行う難易度は非常に高いです。戦闘で全く当たらないという事態を回避するためにも序盤で安い弾を使って射撃練習をしておくことをお勧めします。

探索、クラフト要素の濃密さもそのままに


原作でも人気のあったワークショップも健在です。様々な家具や建物を建造できるシステムで、自分の好きなように居住地をカスタマイズできます。VRでハンドコントローラーを使うことでより直感的操作が可能になっており、非常に操作はしやすいと感じました。

現在は追加コンテンツの導入はできないため、デフォルトのアイテムしか置けませんがそれでも十分楽しめるボリュームです。居住地を作るのに夢中で先に進めないというようことも十分に起こりうるほどです。

最も恐怖するのは、強力な敵ではない……


核戦争後のウェイストランドでは放射能によって巨大化した怪物たちがそこかしこにうろついます。体の大きいデスクローや巨大ボスであるマイアラーククイーンは迫力こそあるものの、十分に対策ができる相手のため、戦いに慣れたプレイヤーや、すでに原作をプレイしているユーザーには怖くはありません。

最も恐怖なのはとにかく出現頻度が多いラッドローチ、つまりは巨大ゴキブリです。50㎝ほどある体はVRで見るとその大きさがよく実感できます。そして厄介なのはラッドローチはこちらの顔をめがけて飛んでくるのです。地面を這っている状態ならまだしも、とびかかってくる相手を打ち落とすのは至難の業です。プレイヤーはそれをチュートリアルでいやというほど思い知ることになることでしょう。

現在発売されているオープンワールドVRゲームの中では間違いなく一番完成度が高い作品であるといえます。ゲームなどをそのままVRに対応した場合、体験の質が落ちることはよくあります。しかしこのFallout 4 VRはそれらと比べれば優れた体験ができます。しかし専用コンテンツではないためヌカコーラを開けて一気飲みをしたり、スティムパックを腕に刺したり、銃のマガジンを挿したりということはできません。それを毎回するのも慣れれば面倒に感じてしまいそうなので、ゲームとしてはいいのかもしれませんが物足りなさは感じてしまいます。

プレイしていて特に気になって点はやはりプレイ時間の長さと移動方法です。筆者は7時間ほどほぼ連続で体験をしましたが、やはり酔ってしまいました。休憩を挟みながらプレイすればプレイ時間は伸ばせますが、クリアするだけでも数十時間かかるゲームであるため何度も休憩するのはもどかしく感じます。また解像度やグラフィックもいいとは言えず、原作をModなどでさらにグラフィック設定を向上させていたプレイヤーからすると非常に物足りないと感じます。解像度が低い分遠くが見えにくいため中距離で敵を狙ったりもしにくいのも欠点です。

またVRならではといえる小ネタも存在します。HTC Viveのルームスケールをうまく使うことで壁を抜けることができます。これにより鍵が無かったり、ロックピックをしなくても扉を抜けられます。開始直後のVault111にあるクライオレーターも手を壁にめり込ませて取るといった荒業もできます。筆者はビルの中で思いがけず壁抜けをしてしまい戻れなくなってリセットすることもあったため、セーブをしてから行いましょう。

本作は『Fallout 4』をプレイしたユーザーには特におすすめしたい作品で、一度プレイしたからこそ楽しめる部分が多いです。攻略法なども分かっていないと何度もやり直すことになってしまい、プレイ時間が延びることで酔いを誘発する原因になります。攻略法を頭に入れたうえでサクサクと進んでいくことが重要です。現在のところ『Fallout 4』のセーブデータを移植するなどの要素はありませんが、Nexus modsを使うことで一部のMod(非公式追加コンテンツ)も導入できるため、移植機能も今後は可能になることが予想されます。

今まで何百時間と『Fallout 4』で遊んできたプレイヤーはそれをVRで体験することで感動すら覚える体験となるため、ぜひともプレイしてほしい作品です。


【ソフト情報】
タイトル:『Fallout 4 VR』
ジャンル:RPG
発売元:Bethesda Softworks        
発売日:2017年12月12日発売
対応プラットフォーム:HTC Vive
価格:¥7,980(税込)
プレイ人数:1人
公式サイト
https://www.fallout4.com/games/fallout-vr

この記事を書いた人

やましん

VRで大好きな初音ミクと出会うことを夢見ています。

Twitter:@yamashin0429

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