Distraction Labは、Oculus Touchコントローラー向けにファミコンゲーム『ダックハント』のVRリメイクを制作しました。
リリースの予定はありませんが、作品のデモ動画や、Unity+Oculus Touchでの開発過程をブログで公開しています。
懐かしいゲームをVRで再現
『ダックハント』は1984年に発売されたファミリーコンピュータ向けゲームで、光線銃型コントローラである「ガン」を使用して遊ぶのが特徴でした。
今回Distraction Labは、Oculus Touch向けタイトルのテスト開発として『Duck Hunt VR』を制作しました。
現実では’ガンの代わりにTouchコントローラーを持ち、8ビットのレトロな景観でカモを撃ち落とす懐かしいゲームが遊べます。
さらに独自のアイテムとして手榴弾を追加し、手元の手榴弾を拾い上げて放り投げ、たくさんのカモを一斉に撃ち落とすといった体験をTouchコントローラーで実現しています。
開発過程のメイキングを公開
Distraction Labは本作を“Oculus TouchでのHello World”的制作として位置づけており、権利の観点からも一般公開の予定はないとしています。代わりに一連の開発過程を開発メイキングとしてブログで公開しています。なお今回は、Unityを使用して制作したとのこと。
ブログでは、レベルデザイン(ステージづくり)は原作と合わせるために2Dスプライトのみで構成したとしています。
一方、草、木、茂みといったシンプルなパーツだけでも、遠近感を持たせて配置することで十分なスケール感が得られたと述べています。
(参考)
VRScout / Duck Hunt Just Went VR(英語)
http://vrscout.com/news/duck-hunt-vr/