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『ブラッククローバーVR』断魔の剣で魔法を斬る猛特訓を体験

2017年12月16日から17日の2日間、千葉・幕張メッセにて「ジャンプフェスタ2018」が開催されました。

「ジャンプフェスタ2018」は、『週刊少年ジャンプ』をはじめとするジャンプ各誌の人気キャラクターが一堂に会するイベントです。会場ではジャンプ作品のマンガやアニメに関する展示やステージを楽しめるほか、『モンスターハンター』などの人気ゲームの試遊台が多数用意されるなど、ゲームやホビーも含めた総合的なエンターテインメント・イベントとなっていました。

また会場では、『ワンピース』や『キャプテン翼』といったジャンプ作品を題材としたVRコンテンツも出展されていました。そのなかで、今回の「ジャンプフェスタ2018」で初公開されたVRコンテンツ『ブラッククローバー~アスタの超絶猛特訓~』を実際に体験することができましたので、その模様をお伝えします。

このVRコンテンツの題材である『ブラッククローバー』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中の田畠裕基氏による人気コミックで、シリーズ累計440万部を超える大ヒット作です。誰もが魔法を使える世界で育った2人の少年アスタとユノが、世界を救う魔道士の頂点である“魔法帝”を目指す、創生魔法ファンタジーとなっています。また2017年10月からは、『ブラッククローバー』のTVアニメがテレビ東京系およびBSジャパンで好評放送中です。


『ブラッククローバー』のVRコンテンツは、ジャンプフェスタ会場内の「エイベックス・ピクチャーズ」ブースで体験することができました。来場者が専用の小部屋でVRを体験する様子を、ブースの外側にいる人が丸い窓から見学できる構造になっていました。

「ブラッククローバー~アスタの超絶猛特訓~」は、アニメの主人公であるアスタの特訓をVRで再現したものです。魔法をまったく使えないアスタは、魔力を切り裂きはじき返す“断魔の剣”を操ることができます。体験者はアスタとなって、“大砲創生魔法”によって次々と飛来してくる樽の形をした魔法攻撃を、断魔の剣で叩き斬っていくことになります。

ブースに用意されていた待機列コーナーの脇の壁では、VRの装着法や遊び方が解説されており、列に並んでいる間に内容を確認することができました。


このVRコンテンツではHTC Viveが使用されていましたが、本作で最も特徴的なのは、HMDに加えてHTC Vive用のトラッカーを装着したラケットを用いる点です。このラケットを両手で握って振ることで、アスタが断魔の剣を操る感覚を体感できるようになっているのです。




ラケットのフェイスの部分にトラッカーが装着されており、ここでラケットの動きを認識して、剣のスイングが再現されるわけです。体験時にはラケットに取り付けられたストラップを腕に通す形になっており、安全対策もバッチリです。

なお、このような「VIVEトラッカー用ラケット」を使用するVRコンテンツは、これが世界初とのこと。ちなみに本作の開発は、VR空間構築ソリューション『NEUTRANS(ニュートランス)』で知られる株式会社Synamonが手がけています。


HMDを装着してラケットを構えたら、いよいよ体験開始です。正面にある3つの石を断魔の剣でなぎ払うと、その向こうにいくつもある大砲から魔法攻撃が飛んでくるので、剣を振るって叩き斬っていきます。攻撃は正面の方向から飛んでくるので、体験中は後ろを振り返ったり、移動したりする必要はありませんが、開始前に後ろを振り向いてみると、周囲360度の空間がしっかりと作り込まれていました。


剣のようなものを振って操作するVRというのはこれまでにもありましたが、両手で構えてスイングするという本作の感覚は、片手で振るよりも没入感が強くなり、よりいっそうのリアリティを感じることができました。ラケットの位置はかなり正確に認識されているようで、素早く剣を動かしても、位置がズレるといった違和感を覚えることはありませんでした。

樽を1個ずつ斬るのはそれほど難しくないのですが、複数の樽が一度にまとめて飛んでくると、つい熱くなって剣を大きく振り回してしまいます。その勢いで身体全体が思わず動いてしまい、係の人にそっと肩を触られて立ち位置を戻される、なんてことも(笑)。


剣が命中すると魔法攻撃の樽がスパッと斬れるのも、爽快感を高めてくれます。同時に4~5個の樽が飛んでくるところにタイミングを合わせて、一度にまとめてズバババッ! と叩き斬ることができると、これがじつに気持ちいいんですよね。

体験自体は約3分ほどで終了しますが、体験後には少し肩で息をしてしまうぐらい、心地よい疲労感を味わえました。操作自体は直感的でシンプルなものですが、それだけに誰でも入り込みやすい、非常に楽しい内容だと感じました。

今後このコンテンツがどのような形で活用されるのかはわかりませんが、もし別のイベントなどで体験可能な機会を設けられたなら、ぜひ多くの人に体験してもらいたいと思います。また同時に、今回使用されたVIVEトラッカー用ラケットが、これ以外のコンテンツにも活用されるのかという点にも注目したいところです。

(c)田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

■テレビアニメ「ブラッククローバー」
■放送日時:テレビ東京系 毎週火曜夕方18時25分~ / BSジャパン 毎週金曜 深夜0時58分~ 好評放送中
【公式サイト】
http://bclover.jp/【Twitter】 @bclover_PR

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この記事を書いた人

伊藤誠之介
いろんなところで、ゲームやアニメに関する記事を執筆しています。新たなエンターテインメントとしてのVRにも興味シンシンの、元マイコン少年です。 Twitter:@ito_seinosuke
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