株式会社NTTドコモは日本全国の高校生・大学生300名を対象とした「学生のスマートフォン事情」の調査の結果を発表しました。YouTuber・VTuber(バーチャルユーチューバー)を始めとする動画クリエイターが会話の話題となっていることについても言及されています。
NTTドコモでは、2018年12月18日から20日までの期間、スマートフォンを所持する全国の15~25歳の高校生・大学生の男女300人を対象に、インターネットで調査を実施。「デジタルネイティブ世代」である高校生・大学生のスマホ生活がどのようなものなのかが発表されました。
「学校の友人と会話をすることが多い話題」については、「スマホで見たSNS・動画・アプリなどの話」が約8割にのぼり、「テレビで見た番組の話」や「雑誌で見た記事や漫画の話」を大きく上回る結果に。
また、「友達との会話にあがることがより多い話題」では、「YouTube」や「スマホで見たニュース」がテレビなどで見たコンテンツを上回っています。
高校生においては、「テレビタレント」よりも「YouTuber」のほうが会話にのぼることが多いという結果に。また、YouTuber、VTuber、TikToker(TikTokユーザー)をはじめとした人気動画クリエイターについての知識がなければ「友人との会話についていけないと思う」と答えた高校生が、31%にのぼりました。
「学校の友人とコミュニケーションをおこなう上で、スマホは必須アイテムだと思いますか?」の質問に対しては、高校生・大学生の7割近くが「そう思う」と回答。NTTドコモはこの結果から、デジタルネイティブ世代の高校生・大学生の生活は「スマホありき」で成り立っているとしています。
そして、高校生・大学生ともに、友人とのコミュニケーションにおいて「動画」が重要な存在となっていることについても言及。今回の調査では、「友人とスマホで動画を見ながら会話をすることがある」と答えた学生は53%という結果に。また、「友人とスマホで動画を撮影・投稿して楽しむことがある」と答えた学生は39%となりました。
今回の調査では、他にも無料Wi-Fiの活用や「専門家に聞く、学生たちのスマホ事情」なども発表しています。詳細はこちらから。