世界で最も多く売れたゲームであり、今も大人気の「マインクラフト」。本作のOculus Quest(オキュラス クエスト)版、およびOculus Go版リリースが検討されていることが判明しました。
公式フォーラムの移植希望スレッドで“検討中”
この事実は、マインクラフトの公式フォーラムに存在する「Oculus Quest版とOculus Go版の発売を希望する」スレッドに、マイクロソフトがそれぞれ「検討中(Under Review)」のタグをつけていることから明らかになりました。
マイクロソフトはこのタグ設置と同時に、以下のような声明を両スレッドに投稿しています。
我々はそれらのプラットフォーム(Oculus Quest、Oculus Go)にJavaクライアントを導入しないことを決めましたが、Bedrock versionについてはモニタリングを行っています。
このコメントから、仮にOculus QuestやOculus Goにマインクラフトが移植される場合、Bedrock versionが採用されることになるようです。
PC向けVR版とGeat VR版はリリース済
2019年9月現在、「マインクラフト」はすでにOculus RiftなどのPC向けVRヘッドセットにも対応していおり、PC版マインクラフトをVRでプレイすることができます。
Oculusの公式ストアOculus Storeでは、「Gear VR」対応版のマインクラフトが配信されています。Gear VR版は一部のYouTuberがGoに対してサイドローディング(※)を活用する形で導入に成功しており、マイクロソフトが移植に取り組む場合、比較的容易に行えるものと推測されます。
(※サイドローディング:正規のアプリストア以外から、アプリを入手しインストールする行為)
OculusのCTOも2018年にコメント
一体型VRヘッドセット(Oculu Quest、Oculu Go)への「マインクラフト」の移植は、OculusのCTO、ジョン・カーマック氏もコメントを発表しています。
同氏は2018年7月、Twitterで「スケジュールは言えないものの(移植作業は)進行中」とコメント。9月には「Goでマインクラフトが動くようになったら(自分のお気に入りゲームに)マインクラフトが復活するよ」とツイートし、計画が進行中であることを伺わせました。
I can't give a date, but I think progress is being made. I care a lot about getting it!
— John Carmack (@ID_AA_Carmack) July 6, 2018
I spend the most time in Netflix. My favorite demo is Henry. My favorite re-playable games are Thumper, Daedalus, and Smash Hit. When we get Minecraft running on Go it will be back in the list.
— John Carmack (@ID_AA_Carmack) September 27, 2018
(参考)UploadVR