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VTuber 2026.08.10

VTuber関連ツールガイド アバター制作・トラッキング・配信ソフトまとめ【2026年7月版】

VTuber活動を行うには、アバター作成からトラッキングまで、様々なツールを使いこなす必要があります。この記事では、2Dアバターと3Dアバターそれぞれに必要なツールを、価格や対応デバイスとあわせて最新情報でまとめました。

目次

3Dアバター編
3Dアバターを作る
3Dアバターを動かす・トラッキング
2Dアバター編
2Dアバターを作る
2Dアバターを動かす・トラッキング
配信・動画(3D/2D共通)
動きを送る・フルトラッキング機材
そのほか便利ツール
ダンス動画・MV制作系
実写合成・バーチャルプロダクション系

3Dアバター編

全身を動かせる3Dアバターは、3D空間でのライブをはじめ、メタバースでの活動、ダンスなどの動きのあるパフォーマンスに向いています。

VTuber向けの3Dアバターは「VRM」という形式が事実上の標準になっており、多くの制作ツール・トラッキングソフトがこの形式に対応しています。一度VRM形式でアバターを作ってしまえば、さまざまなソフトとの連携が可能です。

3Dアバターを作る

VRoid Studio

pixivが提供する3Dキャラクター制作ソフトです。MayaやBlenderなどの3D制作ツールを利用したことのない3Dモデリング初心者のユーザーにおすすめできます。

アバターをゼロからモデリングする必要がなく、豊富なプリセットアイテムとパラメータを組み合わせ、数値を調整していくだけでオリジナルのVTuberを作れます。髪型は絵を描くように直感的にモデリングでき、3Dモデルに直接デザインを描き込んで、こだわりの表情や瞳、服のデザインを制作することも可能です。普段のお絵かき感覚で3D創作に取り組める点が支持されてます。

制作したモデルはVRM形式でエクスポートでき、商用・非商用を問わずさまざまな用途に利用できます。

価格 無料
ダウンロード先 ダウンロード(App Store/公式)
対応デバイス Windows/macOS/iPad
公式サイト 公式HP

MakeAvatar

Gugenkaが提供する、スマートフォン上で手軽に3Dアバターを作れるアプリです。複雑な操作は必要なく、目や口、輪郭、髪型、体型といったパーツの組み合わせを選んでいくだけで、自分好みのアバターを作成できます。3Dモデリングの知識がなくても、スマホをいじる感覚でキャラクターが完成するため、「PCは持っていないけれど3Dアバターが欲しい」という人に向いています。

作成した3Dアバターは、pixivのアバター共有プラットフォーム「VRoid Hub」を通じてVTuber配信などに利用でき、AR機能を使って自分の作ったアバターを現実空間に召喚することもできます。アバターの衣装は「XMarket」で購入して増やせるほか、ソーシャルVR「VRChat」との連携にも対応しており、VRChatへのアップロードは2024年にチケット制が廃止され無料化されました。配信用のアバター作成から、メタバースでの利用まで幅広くカバーできるのが魅力です。

価格 基本無料(衣装などは「XMarket」で購入)
ダウンロード先 ダウンロード(App StoreGoogle Play
対応デバイス iOS/Android
公式サイト 公式HP

Avatar Maker(Vket)

「バーチャルマーケット」を運営するHIKKYが提供する、ブラウザ上で3Dアバターを作成できるサービスです。アプリのインストールが不要で、Webブラウザさえあればすぐにアバター制作を始められる手軽さが特徴です。

パーツを選んで組み合わせる方式で直感的にキャラクターを作成でき、完成したアバターはソーシャルVR「VRChat」へ直接アップロードできます。また配信活動への商業利用も可能となっており、VRM対応の様々なツールにも利用できます。

価格 無料(アイテムは購入必要)
ダウンロード先 利用ページ(ブラウザ上で利用)
対応デバイス PCブラウザ
公式サイト 公式HP

Blender+Unity


フルスクラッチで本格的な3Dモデルを制作・調整したい人におすすめです。「Blender」は無料で使える高機能な3DCG制作ソフトで、モデリングからテクスチャ、リギングまで、3D制作に必要なほぼすべての工程をこなせます。

作成したモデルをゲームエンジン「Unity」に取り込むことで、細かな挙動の設定や小物アクセサリーの装着などを行い、VTuber向けアバターとして仕上げられます。

形状も質感も完全に自分の思い通りに作り込めるのがポイント。その分、習得には時間と学習が必要で、中・上級者向けの選択肢と言えます。

価格 無料(Blenderはオープンソース、Unityは個人向け無料枠あり)
ダウンロード先 BlenderUnity
対応デバイス Windows/macOS/Linux
公式サイト BlenderUnity

3Dアバターを動かす・トラッキング

作った3Dアバターを、自分の表情や体の動きに合わせてリアルタイムに動かすためのツールです。多くはWebカメラだけで顔や上半身のトラッキングができ、専用機材がなくても始められます。ここでは無料で試せるものから、配信まで一体化した高機能なものまで幅広く紹介します。

3tene

株式会社プラスプラス(岩手県の企業)が提供する、定番のトラッキングソフトです。無料版の「3teneFREE」でも、Webカメラでのフェイシャルトラッキングやリップシンクが可能です。対応形式はVRMのほか、別途OBJやFBXの3Dオブジェクトをシーン内に配置することもでき、表情やモーションを1クリックで再生する機能なども備わっています。

有料版の「3tenePRO V4」ではWebカメラに加えてiPhone Xシリーズ以降でのフェイストラッキングや、VR機器を使った全身制御に対応します。V4系からは買い切りでバージョンアップにも対応しており、古くなって買い直す必要がないのも安心です。なお2026年時点では、次世代版「3tene V PRO」への移行が進められています。まずは無料版から試して、慣れてきたら有料版へと段階的に導入するのもおすすめです。

価格 3teneFREE:無料
3tenePRO V4 ・+Live2D (企業・法人向け):有料(要問合せ)
ダウンロード先 ダウンロード(Steam)
対応デバイス Windows/macOS
公式サイト 公式HP

VSeeFace

VRM形式のアバターに対応した、フェイストラッキングソフトです。無料でありながら動作が安定しており、Webカメラ1台で顔の向きや表情、まばたき、口の動きなどをアバターに反映できます。

iFacialMocapやVTube Studioなどを介したパーフェクトシンク(高精度な表情反映)にも対応し、VMC Protocolを使ってトラッキングデータを送受信・合成することもできます。「まず3Dアバターを動かしてみたい」という段階から、こだわった配信をしたい段階まで長く使えるソフトです。

価格 無料
ダウンロード先 ダウンロード(公式サイト)
対応デバイス Windows
公式サイト 公式HP

LuppetX

WebカメラとLeap Motion(※トラッキングデバイス、別売)を組み合わせて使える、上半身表現に特化した3D VTuber向けトラッキングシステムです。2019年から続いた「Luppet」を全面的に再設計した後継ソフトで、旧Luppetのライセンス販売は2023年7月末に終了しているため、これから導入するならこのLuppetXになります。

LeapMotionを首にかけカメラを自分に向けるだけで使え、事前のキャリブレーションも不要。コンピュータに詳しくない配信者が1人でも扱えるよう、分かりやすさを重視して作られています。

最新のVRM 1.0規格に対応し、VRoid StudioやBOOTH、VRoid Hubのモデルを利用可能。アクセサリー機能やVMC Protocolによるモーションの外部送信、OBSでの透過背景キャプチャなども備えます。透かし入りの体験版を無料でダウンロードでき、ライセンスを購入すると透かしが外れます。買い切り型なので、月額費用をかけずに使い続けたい人に向いています。

価格 体験版無料/Personal 6,600円・Enterprise 99,800円(買い切り)
ダウンロード先 ダウンロード(公式サイト)
対応デバイス Windows
公式サイト 公式HP

VMagicMirror

Webカメラがなくても動作するトラッキングソフトです。ポイントは、リアルのキーボード入力やマウス操作をアバターの動きに反映できること。キーボードを打てばアバターも打鍵し、マウスを動かせばそれに合わせて手が動きます。そのため、Webカメラで顔を映さなくても、VTuberがPCで作業しているような自然な動きを演出できます。

ゲーム配信はもちろん、プログラミングなどの作業配信やリモート会議など、幅広い用途で活躍します。表情はキーボード操作で切り替えられ、ウィンドウや背景を透過できるため、デスクトップ上の好きな位置にアバターを配置してデスクトップマスコットのように使うこともできます。iOSアプリ「iFacialMocap」と連携した高精度な顔トラッキングや、VMC Protocolのデータ送受信にも対応。無料の標準版でも十分使えますが、WebカメラでのハンドトラッキングやVMC Protocolでの送信機能を使うには有料のフルエディションが必要です。

価格 無料(標準版)/フルエディションは有料(買い切り)
ダウンロード先 ダウンロード(BOOTH)
対応デバイス Windows
公式サイト 公式HP

Warudo

3Dアバター向けの高機能な配信・演出ツールです。背景やエフェクト、カメラワークなど、配信画面を凝った作りに仕上げられる演出機能が充実しています。プラグインによる拡張性が高く、コミュニティ製の追加機能を取り入れることで、さまざまな表現や連携を実現できます。

フルトラッキング機材「mocopi」や「MOVIN」の出力先としても対応しており、全身を動かす本格的な配信環境の中核としても使えます。無料で提供されているため、コストをかけずに高度な演出に挑戦したいVTuberにとって、有力な選択肢となります。

価格 無料
ダウンロード先 ダウンロード(Steam)
対応デバイス Windows
公式サイト 公式HP

Webcam Motion Capture

Webカメラだけで、顔だけでなく指や手の動きまでトラッキングできるソフトです。AIを活用しており、専用の機材をそろえなくても、比較的リッチなトラッキングを実現できます。

Webカメラを使ったフルトラッキング機能(β版)も実装されており、全身の動きをアバターに同期させることも可能です。2025年10月には、ソニーのモバイルモーションキャプチャー「mocopi」との連携が開始され、mocopiによる全身の動きと、Webカメラによる表情・手指の動きを合成できるようになりました。これにより、mocopi単体では難しかった細かな表情表現までカバーできます。iPhone/iPadを持っていれば、後述の公式アプリ「iWebcam Motion Capture」と組み合わせて、スマホ側でトラッキング処理を分担させることも可能です。

価格 月額199円(正式版・サブスクリプション)
ダウンロード先 ダウンロード(公式サイト/Steam)
対応デバイス Windows/macOS
公式サイト 公式HP

VTuber Maker

Live3D(Zingfront社)が提供する海外製の3D配信ソフトで、Webカメラだけで顔・手のトラッキングができます。あらかじめ用意された3Dアバターをすぐ使えるほか、VRoid Studioなどで作ったVRMモデルの読み込みにも対応。無料版でも複数のプリセットアバターが使え、上位プランではフィンガートラッキングやフルボディモーションキャプチャなどに拡張できます。

価格 基本無料(上位プランは有料・サブスクリプション)
ダウンロード先 ダウンロード(公式サイト/Steam)
対応デバイス Windows
公式サイト 公式HP

Figryne Cast Studio Engine

2026年7月14日に公開された、比較的新しいVTuber配信ツールです。アバターのリアルタイムトラッキングから配信までを、この1つのアプリだけで完結できるのが特徴で、OBSなど別の配信ソフトを組み合わせる必要がありません。Webカメラ1台で顔・手・視線をトラッキングでき、iPhoneがなくてもWebカメラから専用機材なしで表情豊かな配信が可能です。

シーン機能では背景やテロップを含む画面構成をワンクリックで切り替えられ、スティンガートランジションやライブコメント表示、背景動画なども内蔵。頭の動きに連動して画面に奥行きが生まれる独自の立体視機能「Axis 3D」も搭載しています。さらに仮想カメラ出力に対応し、ZoomやDiscordなどの通話にもアバターのまま参加できます。トラッキングと配信が一体化しているため、後述の「配信・動画」の役割も兼ねる万能型のツールです。

価格 無料体験版/月額500円/買い切り2,480円(Lite)※Proは別料金(サブスク)
ダウンロード先 ダウンロード(公式サイトより)
対応デバイス Windows/macOS(Apple Silicon)
公式サイト 公式HP

CamSpace 3 Essential

ワンダーワークスが日本国内で提供する、Unreal Engineをベースにした本格的なバーチャルプロダクション環境です。映画やハイエンドな映像制作で使われるUnreal Engineの高品質なリアルタイムレンダリングを、個人VTuberや小規模チームでも導入しやすい形にしたのが特徴です。

iPhoneと専用の「CamVerse」アプリを使ってカメラの動きや位置情報を取得し、PC上のCamSpaceに連携することで、バーチャル空間内に立体的でリアルなカメラワークを反映できます。

上位構成の「CamSpace 3 Essential + Red Pill Go」では、標準的なWebカメラとRed Pill Goを組み合わせることで、バーチャルキャラクターのモーションキャプチャも実現します。グリーンバック合成、NDI/Spoutによる映像出力、GLTF/GLBモデルのインポートなど、バーチャルプロダクションに必要な機能を統合。従来はスタジオ環境が必要だった映像表現に手が届く、上級者・本格志向向けのツールです。

価格 Essential 月額2,980円・年額29,800円/+Red Pill Go 月額5,980円・年額59,800円(税込)
ダウンロード先 公式サイト経由
対応デバイス Windows(PC)+iPhone
公式サイト 公式HP

2Dアバター編

2Dアバターを作る

Live2D Cubism

2Dイラストを立体的に動かせる、2Dアバター制作の業界標準ツールです。1枚のイラストをパーツごとに分けて動きをつけることで、平面の絵に瞬きや口の動き、髪の揺れといった立体的な表現を加えられます。

VTuberだけでなくアニメやゲーム業界でも広く採用されており、「にじさんじ」「ホロライブ」などの大手VTuber事務所のモデルにも使われています。無料の「FREE版」と、より高度な機能を備えた有料の「PRO版」があり、まずはFREE版で試すことができます。イラストが描ける人が、自分のオリジナルの2Dモデルを一から作り込みたいときに最適な選択肢です。表情の豊かさが2Dアバターの魅力なので、こだわりたい人ほどこのツールに行き着きます。

価格 FREE版無料/PRO版は有料(サブスクリプション)
ダウンロード先 ダウンロード(公式サイト)
対応デバイス Windows/macOS
公式サイト 公式HP

2Dアバターを動かす・トラッキング

nizima LIVE

Live2Dを開発する会社が公式に提供する、Live2D専用のトラッキングアプリです。公式ならではのLive2Dモデルとの相性の良さと、他社ツールで起きがちな互換性トラブルの少なさが強みです。シンプルで洗練されたデザインで、トラッキングアプリが初めての人でも直感的に操作でき、ダウンロード後すぐにLive2Dモデルを動かせます。

パラメータ調整機能で瞬きやリップシンク、髪の揺れなどを細かく設定でき、100種類以上のプリセットアイテムで配信画面を彩れます。トラッキングデータを共有する方式で最大8人のコラボ配信も可能です。無料版でも基本機能を試せますが、画面右上に半透明のロゴが表示され、連続使用は約40分まで、投げ銭や広告収入などの商用利用は不可という制限があります。収益化を考えるなら、月550円(年間契約なら実質月440円ほか)の「for indie」プランが選択肢になります。

価格 無料版あり(商用不可・約40分制限)/for indie 月550円・for business 月3,300円
ダウンロード先 ダウンロード(公式サイト)
対応デバイス Windows/macOS
公式サイト 公式HP

VTube Studio

海外発の、Live2D専用トラッキングアプリの定番です。世界中で最も広く使われているソリューションのひとつで、動作が比較的軽く、有料機能も安価な買い切りであることから、特に海外の2DVTuberに定着してきました。近年は国内ユーザーも増えています。

Webカメラでの顔トラッキングに対応し、iPhoneのフェイストラッキング(ARKit)やLeap Motionによる手のトラッキングも利用可能。自分のPNG素材をモデルに貼り付けて一緒に動かせる「アイテムシステム」など、遊び心のある機能も豊富です。無料でほぼすべての機能を使えますが、Webカメラ使用時に表示される透かし(ウォーターマーク)を消したい場合は「Remove Watermark」DLC(1,520円)を、コラボ配信機能を使いたい場合は別のDLC(2,300円)を購入します。

対応するのはLive2D Cubismモデルのみで、VRoidなどの3D形式には対応していません。

価格 基本無料/透かし除去DLC 1,520円・コラボDLC 2,300円(買い切り)
ダウンロード先 ダウンロード(App StoreGoogle PlaySteam
対応デバイス iOS/Android/Windows/macOS
公式サイト 公式HP

Animaze

FaceRigの後継として登場した、2D/3D両対応のトラッキングアプリです(開発はHolotech Studios)。Live2D、VRM、Ready Player Meなど幅広い形式のアバターをドラッグ&ドロップで読み込め、Webカメラやスマホで動かせます。

OBSやDiscord、Zoomなどとも連携でき、配信からビデオ会議まで対応します。かつて無料版には時間制限(一時期は90分など)がありましたが、現在は仕様が見直され、基本的な機能を無料で使えるようになっています。より多くのアバターや高度な機能を使いたい場合は、月額のサブスクリプションのほか、2024年時点の機能・コンテンツを買い切りで使える「Animaze Plus 2024/Pro 2024」(Steam限定・Lifetime License)が用意されています。料金体系が変わりやすいツールなので、導入前に公式で最新のプラン内容を確認するのがおすすめです。

価格 基本無料/有料版はサブスクリプションまたは買い切り(Plus/Pro 2024)
ダウンロード先 ダウンロード(公式サイトより)
対応デバイス Windows/macOS/iOS
公式サイト 公式HP

配信・動画(3D/2D共通)

ここからは、2Dでも3Dでも共通して使えるツールです。基本的にどちらのアバターでも利用できますが、例外は個別に明記します。

OBS Studio

多くのVTuber・配信者が使う、無料の定番配信ソフトです。オープンソースで開発されており、映像ソースと音声ソースを自由に組み合わせて配信画面を構築できます。各種トラッキングソフトで動かしたアバターの映像を取り込み、ゲーム画面のキャプチャや音声のミキシング、画面切り替えのトランジションなどを加えて、本格的な配信画面を作れます。YouTubeやTwitchなど主要な配信プラットフォームに対応し、録画にも使えます。2Dでも3Dでも、トラッキングソフトと組み合わせて使う「配信の土台」となる、VTuberにとって必須級のソフトです。

価格 無料(オープンソース)
ダウンロード先 ダウンロード(公式サイト)
対応デバイス Windows/macOS/Linux
公式サイト 公式HP

CollabSession

3D VTuber向けのコラボ配信に特化したツールです。複数人での3D配信を、比較的手軽に実現できます。無料で提供されており、コラボ企画やグループ配信をしたい3D VTuberにとって選択肢になります。※3Dアバター専用のため、2Dアバターでは利用できません。

価格 無料
DLC:980円
ダウンロード先 ダウンロード(Steam)
対応デバイス Windows
公式サイト 公式HP

なお、前述の「Figryne Cast Studio Engine」は、トラッキングから配信までを1アプリで完結できるため、OBSを使わずに配信したい3Dユーザーにとっては、この配信パートの役割も兼ねる選択肢になります。

動きを送る・フルトラッキング機材

全身を大きく動かしたい場合は、スマホやWebカメラのトラッキングに加えて、動きをPCへ送るツールや、体に装着するフルトラッキング機材が必要になります。主に3Dアバター向けです。

バーチャルモーションキャプチャー+waidayo/iFacialMocap

VMC Protocolという規格を介して、スマホの表情トラッキングデータをPCのアバターへ送る組み合わせです。「バーチャルモーションキャプチャー」はVRアバターを動かす定番ソフトで、そこに「waidayo」や「iFacialMocap」といったスマホアプリを組み合わせることで、顔の細かな表情までPC側のアバターに反映できます。手持ちの機材を活かして表情表現を強化したいときに使われる構成です。

価格 バーチャルモーションキャプチャー無料/iFacialMocapは有料(買い切り)
ダウンロード先 iFacialMocap(各公式/App Store)
対応デバイス Windows+iOS
公式サイト iFacialMocap

iWebcam Motion Capture

KWCLが2025年12月22日にリリースしたiOSアプリです。iPhone/iPadで取得したハンドトラッキングやPerfect Sync(高精度な表情反映)のデータを、Wi-Fi経由でPC側の「Webcam Motion Capture」へ送れます。iPhoneのFace ID機能を使った精細な表情トラッキングと、Webカメラベースのトラッキングを1つのアプリに統合しているのが特徴で、スマホをトラッキング端末として活用し、PCの処理負荷を分担できます。無料で利用できます。

価格 無料
ダウンロード先 ダウンロード(App Store)
対応デバイス iOS/iPadOS/mac+PC
公式サイト 公式HP

mocopi

ソニーが提供する、モバイル向けのモーションキャプチャーシステムです。直径約3.2cm・重さ約8gの小型センサー6つを頭・手首・腰・足首に装着するだけで、専用スタジオやモーションキャプチャースーツなしで全身の動きをトラッキングできます。周囲の風景と合成できるAR背景機能もあり、スマホ1台から始められる手軽さが魅力です。ダンス配信や3D空間での全身表現をしたいVTuberにとって、比較的導入しやすいフルトラッキング機材です。

価格 49,500円
(VRキット:66,000円)
対応デバイス 専用センサー+スマホ/PC
公式サイト 公式HP

HaritoraX2


Shiftallが開発する、装着型のフルトラッキングデバイスです。体に装着したセンサーで全身の動きを捉え、3Dアバターに反映します。2026年5月には姿勢推定アプリが更新され、新機能「回転ずれ補正2.0」が追加されるなど、継続的に改良が進められています。VRChatでのダンスや全身を使ったパフォーマンスなどで活躍する機材です。

価格 39,999円(税込)
対応デバイス 専用デバイス+PC
公式サイト 公式HP

VIVEトラッカー

HTCが提供するトラッキングデバイスです。体の各部位や小物、カメラなどに装着することで、その動きを正確にキャプチャできます。VRヘッドセットと組み合わせて使うのが一般的で、複数のトラッカーを使えばより複雑な全身の動きも捉えられます。VRChatなどでの本格的なフルトラッキング環境を構築したい人向けの機材です。

価格 VIVEトラッカー(Ultimate) 3+1キット:¥91,900(税込)
VIVEトラッカー(3.0):¥19,000(税込)
VIVEトラッカー(Ultimate):¥31,000(税込)
VIVE フェイシャル トラッカー(VIVE Focus シリーズ):
¥14,900(税込)
VIVEトラッカー(Ultimate)用ストラップ + Dance Dash ゲームキー:¥8,800(税込)
対応デバイス 専用トラッカー+VR環境+PC
公式サイト 公式HP

FocusRay Extension

VRヘッドセットとの併用が想定されているツールです。アイトラッキング(視線追跡)を追加する拡張機材で、視線の動きをアバターに反映することで、目線の表現を細かく再現でき、より生き生きとしたキャラクター表現が可能になります。

価格 17,700円
対応デバイス PC
公式サイト 公式HP

MOVIN(MOVIN TRACIN)

株式会社スパイスが販売する、マーカーレスのモーションキャプチャーシステムです。LiDARセンサーとRGBカメラ、AI技術を組み合わせた専用機器「MOVIN TRACIN」1台で動作します。セットアップは約3分、キャリブレーションはAポーズで3秒ほどで完了し、専用スタジオやスーツ、マーカーは不要。手足の動きがわかる服装であれば普段着でも使えます。精度は光学式の約93%相当、遅延は0.1秒未満と高精度かつリアルタイム性に優れ、AIによる自動補正で足の滑りやポーズのドリフトなどを軽減します。配信先はWarudoやVRChatなどに対応(プランにより異なる)。個人向けというよりは、本格的な全身表現を求めるハイエンド志向の機材です。

ハードウェア価格 198万円(税別)/インディー割引:128万円(税別)
ソフトウェア(Unlimited) 月額5万4000円 / 年間59万4000円(税別)
対応デバイス 専用デバイス「MOVIN TRACIN」1台+PC
公式サイト 公式HP

そのほか便利ツール

デビュー後、活動の幅を広げるためのツールです。ダンス動画やMVを作るもの、実写映像とアバターを合成するものなど、一歩進んだ表現を可能にします。

ダンス動画・MV制作系

モカスタ

polygrosが2025年7月に公開した、VRMアバターのショートダンス動画を生成できるツールです。手持ちのVRMアバターを読み込んで、手軽にダンス動画を作れます。無料で、商用利用にも対応しています。SNS向けのショート動画コンテンツを作りたいVTuberに向いています。

価格 無料(商用可)
ダウンロード先 ダウンロード(BOOTH)
対応デバイス Windows
公式サイト 公式HP

VEAT

pixivが提供する、アバターのダンス動画を簡単に作れるアプリです。3Dモデル・楽曲・ダンスモーション・背景・カメラ演出を組み合わせて、パフォーマンス動画を制作できます。VRoid Hubから自分のアバターを読み込めるほか、アプリ内に用意されたプリセットアバターも使えます。「はいよろこんで」「ロキ」など「踊ってみた」で人気の楽曲を収録。2024年12月にスマホ版、2026年4月にSteam(Windows PC)版がリリースされました。基本無料で、楽曲やモーションなどのテンプレートはショップで購入できます。

価格 無料(アイテム課金あり)
ダウンロード先 ダウンロード(App StoreGoogle PlaySteam
対応デバイス iOS/Android/Windows(Steam)
公式サイト 公式HP

VRM Dance Dream MV

VRMアバターでダンスMVを制作できるツールです。Steamで早期アクセス版が提供されています。手持ちの3Dアバターを使って、音楽に合わせたMV風の映像を作りたい人向けです。

価格 有料(Steam・早期アクセス)
ダウンロード先 ダウンロード(Steam)
対応デバイス Windows
公式サイト 公式HP

実写合成・バーチャルプロダクション系

Flow Studio

オートデスクが提供する、AI搭載のクラウド型3Dツール(旧Wonder Studio)です。実写映像にCGキャラクターを合成でき、動画素材とアバターがあれば、現実にキャラクターが出現したような映像を作れます。AIがモーションキャプチャやカメラトラッキング、合成までを自動化するため、技術的な設定に煩わされずに済みます。テキストや画像から3Dキャラクターを生成する「Wonder 3D」機能も追加されています。ブラウザ上で動作し、動画処理にクレジットを消費する仕組みで、無料プランのほか複数の有料プランが用意されています。書き出したデータはMaya、Blender、Unreal Engineなどにエクスポートできます。

価格 無料プランあり/Lite 月10ドル・Standard 月45ドル・Pro 月95ドル ほか(サブスクリプション)
ダウンロード先 利用ページ(ブラウザ上で利用)
対応デバイス PCブラウザ(Chrome/Safari。モバイル非対応)
公式サイト 公式HP

超バーチャル手元カメラ

個人VTuberの三珠さくまるさんが公開した、実写の手元動画にVRMアバターの手を重ねて合成する後処理専用のソフトです。撮影済みの手元動画を読み込み、アバターの手を上から重ねることで、現実の手をバーチャルの手に置き換えたような映像を作れます。カードゲーム実況など、これまで素手や手袋で撮るしかなかった手元動画を、バーチャルな見た目のまま制作できるのが新しいポイントです。Windows専用のアルファ版で、現時点ではVRMモデルの変更機能は未搭載。利用には技術的な知識が必要な場面があり、同梱のReadmeを事前に読むことが案内されています。

価格 無料
ダウンロード先 作者による配布(Readme必読)
対応デバイス Windows(アルファ版)
公式サイト なし(作者X

参考

各公式サイト

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