企業や団体を対象としたバーチャルオフィスプラットフォーム「XD SPACE for Office」β版の提供が開始されました。アプリのインストールが不要で、PCブラウザからバーチャルオフィスへ出勤が可能です。
「XD SPACE for Office」を提供するのは、3DCG制作を手がけるスペースラボ株式会社。同社はこれまでにバーチャル展示会を開催できる「バーチャル展示会360」をリリースしています。
「XD SPACE for Office」では、Webカメラで自身の顔を映したアバターを介して、バーチャルオフィス内を移動し、社員同士のコミュニケーションが可能です。バーチャルオフィスは、オフィスやミーティングスペース以外にも企業ごとのニーズに応じたオーダーメイドが可能です。そのほか、3Dモデルの展示もでき、ショールームとして活用することできます。
バーチャルオフィスの導入や取組が進む
今回のスペースラボのように自宅から会社へ出勤できるバーチャルオフィスの取組が増えています。電気機器メーカーのコニカミノルタジャパンは、バーチャルオフィスを2020年12月に導入しており、「導入によって「アバターの仕草で普段より会話が盛り上がるなどアバターを介したコミュニケーションに可能性を感じた」とコメントしています。