2026年10月14日、クラスター株式会社は、広域自治体の不登校支援事業に技術とノウハウを提供したと発表しました。3Dバーチャル空間を使い、子どもたちの居場所と学びの場を構築したものです。事業は合同会社デロイト トーマツが受託しています。
今回の企画は、子どもが学校以外でも安心して過ごすことができ、自分のペースで学べる環境の構築が目的となっています。実装した機能の一つが、職員や支援員向けの状況把握機能です。児童・生徒が広い空間のどのエリアでどう過ごしているかを一目で確認できます。子どものペースを尊重しながら、適切なタイミングで見守りや声かけができる設計となっています。
また、児童・生徒向けには「応援」ボタンを用意。オンライン学習中の友達へ、ワンタップでリアクションを送れます。会話やチャットにためらいがある子どもでも、緩やかなつながりを感じられる仕組みです。
さらに、他自治体の児童・生徒や支援員とも交流できるワールド「教育庁フロア」を構築しました。フロア内には、共通の興味で集まれる「部室」もあります。イベントや日々のサポートを通じて、無理なく段階的にコミュニケーションを広げられるよう設計されています。
執行役員の岡庭嵩氏は、子どもたちが安心して過ごし、学び、人とつながる場をつくるうえで、バーチャル空間にできることはまだ多いとコメントしています。今後も現場の声を聞きながら、教育分野での活用を支えていく考えです。

