「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。
目次
1.VTuberグループ「にじさんじ」のいちから、伊藤忠やSMEから約19億円調達(04.14)
2.アップル、先端ディスプレイ技術やAR/VRアプリのエンジニアを募集(04.11)
3.MRグラス「GLOW」4月末に先行販売、100名限定で2万円引き(04.14)
4.「StarVR One」が正式リリースか。視野角210度×視線追跡搭載VRデバイス(04.10)
5.Steamでは月170万台のVRヘッドセットが使われている――調査で過去最高値(04.10)
VTuberグループ「にじさんじ」のいちから、伊藤忠やSMEから約19億円調達(04.14)
VTuberグループ「にじさんじ」を運営するいちから株式会社は、約19億円の資金を調達しました。これにより同社の累計調達額は30億円超に及び、今回の調達資金はVTuber事業の人材・新規事業に活用されます。
【Topics】
・いちからは国内外のVTuber事業「にじさんじ」「NIJISANJI」を手がける
・2019年には約7億円を調達済
・今回はソニーグループ企業や伊藤忠商事らからの調達
アップル、先端ディスプレイ技術やAR/VRアプリのエンジニアを募集(04.11)
アップルは、先端ディスプレイ技術、3DアプリケーションといったAR/VR関連のエンジニアの求人を開始しました。ARグラス開発が噂されるアップルは、これまでにも14以上のAR/VR関連求人を公開しています。今回の人員募集から、アップルがリアルタイムのAR/VRコンテンツ活用を目指すなど、AR事業を加速させていることが伺えます。
アップルのARグラス開発・AR事業に関する記事はこちらで紹介しています。
MRグラス「GLOW」4月末に先行販売、100名限定で2万円引き(04.14)
Mad Gaze Japanは2020年4月20日、75gの軽量メガネ型MRグラス「GLOW」を先行販売します。先着100名に限り、通常価格67,166円を割引価格の46,980円で提供。「GLOW」は位置トラッキングのSLAMを搭載し、USB-Cでスマホと接続する形のデバイスとなっています。
【Topics】
・操作はハンドジェスチャー、音声認識。視野角は45度
・SLAMは現実空間をカメラやセンサーで認識し、デジタル情報を重ねた表示が可能に
・Twitterフォロー＆該当ツイートのRT、抽選でGLOWプレゼントも（2020/4/30まで）
「StarVR One」が正式リリースか。視野角210度×視線追跡搭載VRデバイス(04.10)
台湾StarVR社が開発する、エンタープライズ向け超広視野角VRヘッドセット「StarVR One」が世界正式リリースの見込みです。現在価格は非公開（2020年4月時点）ですが、米メディアRoad to VRは開発者版の価格が3,200ドル（国内想定価格は税抜445,000円）だった点から、類似価格での販売になると予測しています。
【Topics】
・エルザ ジャパン、サイバネットシステム、ACCESS、アスクが正式国内代理店に
・ハードウェア概要。視野角が水平210度×垂直130度。アイトラッキング搭載
・上場廃止・経営再建・インサイダーで逮捕とStarVR社は暗い過去をはねのけられるか？
StarVR社「StarVR One」に関連する記事はこちらをご覧ください。
Steamでは月170万台のVRヘッドセットが使われている――調査で過去最高値(04.10)
PC向けゲーム配信プラットフォームSteamは、ハードウェア利用状況調査を発表しました。これに対しメディアRoad to VRは、2020年3月SteamのVRヘッドセット接続台数を約170万台（177万台）と算出。接続台数は右肩上がりに増えており、このペースが続けば、2021年約300万台のVRヘッドセットがSteamに接続すると解説しています。
【Topics】
・Oculus Rift S（27.05%）がHTC VIVE （26.67%）を抜き、SteamVRヘッドセット使用率No.1に
・集計方法変更で新たにOculus Quest、Pimax、PlayStation VRの使用率も確認可能に
・Steam利用に限った調査のため、市場全体のシェア率推定には不十分な点に留意
Steamのユーザー利用調査に関連する記事はこちらにまとめてあります。
