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業界動向 2020.03.23

NTTドコモが「Magic Leap 1」5月以降発売、HTCの新VRヘッドセット「VIVE Cosmos Elite」 ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.NTTドコモ、MRデバイス「Magic Leap 1」5月以降発売へ(03.18)
2. HTCが新VRヘッドセット「VIVE Cosmos Elite」発売、価格は約11万円(03.18)
3.新型iPad Proが発表 目玉は“Lidarスキャナ”搭載でAR機能が強化(03.18)
4.Oculus Quest向けVRゲーム、20作品以上が収益1億円を突破――フェイスブックが報告(03.17)
5.VR/ARも多数 NTTドコモ、5G対応のソリューションを発表(03.18)
6.【Sponsored】XRは、社会にどのような “幸せの断片”を見せたか――デジハリの成果発表会から(03.13)

NTTドコモ、MRデバイス「Magic Leap 1」5月以降発売へ(03.18)

NTTドコモは2020年5月以降、個人を含む開発者向けにMRデバイス「Magic Leap 1」を発売します。「Magic Leap 1」は2020年3月末より、全国のドコモショップ102店舗の店頭に順次展示される予定です。2020年3月18日時点では価格未定、実際の販売はドコモオンラインショップとドコモ法人営業部での取り扱いとなります。

【Topics】
・米Magic Leap社が開発、現実空間にデジタル情報を重ねて表示可能
・メガネ型ヘッドセット、有線プロセッサとバッテリーユニット、コントローラーで構成。
・2019年NTTドコモはMagic Leapに投資

HTCが新VRヘッドセット「VIVE Cosmos Elite」発売、価格は約11万円(03.18)

HTCはPC向けVRヘッドセット「VIVE Cosmos Elite」を3月27日に発売します。「VIVE Cosmos Elite」は既存機種「VIVE Cosmos」の新バリエーションで、価格は109,990円(税別)。「SteamVR」向けのセンサー(ベースステーション)と組み合わせ、外部センサーを使ったトラッキングが可能です。

【Topics】
・従来の「VIVE Cosmos」にトラッキング用のフェイスプレートが装着
・購入でVRコンテンツサブスク「VIVEPORT インフィニティ」2ヶ月無料の特典も

新型iPad Proが発表 目玉は“Lidarスキャナ”搭載でAR機能が強化(03.18)

アップルは、LiDARスキャナーを搭載した新型のiPad Proを発表しました。LiDARスキャナーが周囲5m以内にある物体の距離を測り、深度データを取得。カメラとモーションセンサーからのデータとあわせアルゴリズムで処理し、ARの空間認識の精度を高めることで「過去最高レベルのAR」を実現しているとのこと。価格は11インチが84,800円(税別)からとなっています。

【Topics】
・ARフレームワーク「ARKit」最新版ではモーションキャプチャ、人の動きの認識も強化
・新型iPad Proはオンラインストアでも同時発売。価格は11インチが84,800円(税別)から

Oculus Quest向けVRゲーム、20作品以上が収益1億円を突破――フェイスブックが報告(03.17)

フェイスブックは、Oculus Quest(オキュラス クエスト)向けVRゲームの販売が好調であり、20タイトルを超えるVRゲームが、100万ドル(約1億円)以上の利益をあげたと発表しました。

米メディアRoad to VRは成功の理由として、“「Beat Saber」や「Star Wars: Vader Immortal」といった人気ゲームが揃っており、Oculus Questが400ドル(49,800円)と比較的低価格であること”と推測しています。

【Topics】
・ゲームスタジオも「PC向けVR版など他機種を上回る、期待を超える売り上げ」と報告
・2019年ホリデーシーズンにOculus Questを購入した人のうち、90%が完全な新規ユーザー

Oculus Quest向けゲームに関する記事はこちらをご覧ください。

VR/ARも多数 NTTドコモ、5G対応のソリューションを発表(03.18)

NTTドコモは5Gを活用し、社会課題の解決を目指す「5G」に対応した22のソリューションを発表しました。VR/ARに関連するものが複数取り上げられています。

VR/AR関連ソリューションとしては、サン電子のARスマートグラス「AceReal One」を使ったリアルタイムの遠隔作業支援サポートや、ワコムのVR空間上で3Dデザインの共有・共同制作が行えるサービスが紹介されています。これらのソリューションは3月25日より受付、順次提供となります。

【Topics】
・ドコモは2018年から「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」を開始
・遠隔で新人の作業支援を行うサン電子の「AceReal for docomo」生産性向上を支援
・ワコム の遠隔共同制作ソリューション「Virtual Design Atelier

6.【Sponsored】XRは、社会にどのような “幸せの断片”を見せたか――デジハリの成果発表会から(03.13)

デジタルハリウッド大学大学院の成果発表会、「DEFRAGMENT -DHGS the DAY-」が開催されました。デジタルハリウッド大学大学院の学生のみならず、スタッフらによるプレゼンや展示も行われています。Mogura VR Newsでは、この成果発表会の様子をレポートします。

【Topics】
・VTuber/バーチャルアバターでリモートワーク、イラストつき翻訳ARアプリ、ARクイズアプリ
・「PSYCHO-PASS サイコパス 渋谷サイコハザード」などのIP活用コンテンツや医療啓発系プロダクト、フォトグラメトリ×ARカードゲームなども
4月入学の社会人院生の出願を受付中。ライブ配信も実施


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