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業界動向 2020.03.09

VR対応ゲームプラットフォームが1億5000万ドル調達、「VIVE Pro Eye」が価格改定 ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.VR対応のオンラインゲームプラットフォーム「Roblox」1億5000万ドルを調達(03.02)
2. 「VIVE Pro Eye」が約23,000円値下げ 国内価格はおよそ162,880円に(03.04)
3.3Dアバターでどこからでも対応可能、遠隔接客システムが提供開始(03.04)
4.“PSVR2”用か? SIEの新特許が明らかに(03.05)
5.ARグラス関連か? アップルが“HMDのレンズ位置自動調整システム”で特許(03.04)

VR対応のオンラインゲームプラットフォーム「Roblox」1億5000万ドルを調達(03.02)

Roblox社は、1億5,000万ドル(約165億円)の資金調達を行い、エンジニアの採用と技術開発、インフラ整備に用いる見込みです。なお累計調達額は1億8,500万ドル(約203億円)に達しました。同社は多人数でユーザー制作のゲームで遊べる、オンラインゲームプラットフォーム「Roblox」を運営、「Roblox VR」にも対応しています。

【Topics】
・1億1500万人の月間アクティブユーザー、15億時間以上の月間総プレイ時間

「VIVE Pro Eye」が約23,000円値下げ 国内価格はおよそ162,880円に(03.04)

HTC NIPPON株式会社は、PC向けVRヘッドセット「VIVE Pro Eye」フルキット版の価格を、162,880円(税抜)に改定しました。以前の186,120円から約23,000円の値下げとなります。

3Dアバターでどこからでも対応可能、遠隔接客システムが提供開始(03.04)

株式会社アドパックは、3Dアバターを使い、遠隔でもリアルタイムにコミュニケーションができる遠隔接客システム「バタラク」をリリースしました。店頭接客や受付、交通機関での案内、医療検診・介護などでの利用が想定されています

【Topics】
・買い物体験サービス「バーチャルプロショッパー・ソリューション」を汎用型に改良
・導入は用途に合わせカスタマイズ可能。かかる初期費用の詳細も

“PSVR2”用か? SIEの新特許が明らかに(03.05)

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、新型コントローラーの特許を公開しました。米メディアUploadVRは特許公開の時期と、新型コントローラーがPlayStation VR(PSVR)のコントローラーと異なる点から、PSVRの後継機“PSVR2”用のコントローラーだと推測しています。

【Topics】
・特許実装は不明。2020年末発売予定のPlayStation5に続き、“PSVR2”発売との噂。
・複数のセンサーユニット装備。VALVE INDEXコントローラーと同じくストラップ固定

PSVRの後継機“PSVR2”に関する記事はこちらをご覧ください。

ARグラス関連か? アップルが“HMDのレンズ位置自動調整システム”で特許(03.04)

アップルは ”自動的にレンズ位置を調整するシステム”などの特許を公開しました。ARグラス用の技術と推測されています。

ヘッドマウントディスプレイをつけると、センサーと瞳孔間距離(IPD)情報を使い、左右のレンズ位置を自動制御し、フィッティングの課題を改善。ほかにコンテンツをディスプレイに投影する制御回路についても言及しています。

【Topics】
・特許名は「レンズ位置のセンシング付電気デバイス」特許実現は不明
・超音波近接センサーで鼻との位置を調整。赤外線発光ダイオードを使うオプションも
・フィッティングにNorth社スマートグラスFocalは実店舗で3DスキャンやiPhone向け試着アプリが必要

アップルが開発中のARグラスの記事はこちらにまとめてあります。


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