モデルのステファニー・ヨーステン氏は、オランダ軍隊のVRトレーニングを体験したことを自身のFacebookで明らかにしました。体験は「素晴らしい（incredible）」ものだったと投稿。兵士らと危険なシーンを進み、銃を構える動画も掲載しています。
ハイジャックやテロに備え
このVRトレーニングは、オランダ軍が有事に備えた訓練に用いているものです。ハイジャックや爆弾テロといった危険なシーンを想定し、どのような行動を取るべきか学んでいます。
ステファニー氏が投稿した動画によれば、体験者はVRヘッドセットの他に銃型のデバイスを使用。広い屋内空間を歩き、トレーニングを行います。ドアノブを掴んでドアを開ける、銃を構える、等の動作が、VR内とスムーズに連動していることが見て取れます。VR空間での動きは記録され、PCモニターで確認することが可能です。
まるでマトリックスの世界
トレーニングについて、ステファニー氏は次のように感想を記しています。
身体の動きとVR内の動作は、シームレスに一致して、広い場所で動き回ることができました。すぐにVR空間はとても快適だと感じられました。超現実的で未来を感じます。次々に周りに起こるシミュレーションを体験するのは、まるで映画「マトリックス」のようでした。
このシミュレーションを、安全な場所で体験できるのはすごいことです。セッションごとに録画を再生して確認、自分の行動や間違いを振り返れるため、とても勉強になります。
英米やイスラエルも、軍事訓練へのVR採用
軍事訓練へのVR導入事例は、下記の記事でも紹介しています。
（参考）Facebook
