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業界動向 2021.01.18

パナソニックの眼鏡型VRデバイスがアップデート、レノボは新ARグラス発表 ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.パナソニックの眼鏡型VRデバイスがアップデート 解像度5K、6DoF、PCとスマホ両接続に(01.12)
2. レノボ、ARグラス「ThinkReality A3」発表 空間認識ありの法人向け眼鏡型デバイス(01.12)
3.「メガネそのもの」なスマートグラス狙う、Vuzixが超小型マイクロLEDディスプレイを共同開発(01.14)
4.ライトフィールドディスプレイのCREAL、ピントの合うVR/ARデバイスのプロトタイプ発表(01.13)
5.2020年、XR市場はどう動いたか? VRゲームと一体型デバイスの成長に注目(01.08)

パナソニックの眼鏡型VRデバイスがアップデート 解像度5K、6DoF、PCとスマホ両接続に(01.12)

パナソニックはCES2021にて、眼鏡型VRデバイスプロトタイプのアップデートを発表しました。CES2020で公開した初代プロトタイプを改良し、PC・スマホ双方への接続に対応。5K解像度や6DoFでのトラッキングも搭載されています。

【Topics】

レノボ、ARグラス「ThinkReality A3」発表 空間認識ありの法人向け眼鏡型デバイス(01.12)

レノボは産業向けARグラス「ThinkReality A3」を発表しました。視界への情報表示以外に、ARを使った3Dの可視化もでき、PC版は5つのバーチャル画面の表示が可能です。

「ThinkReality A3」はPCと有線接続する「PC版」と、現場向けにモトローラ製スマートフォンと有線接続する「インダストリアル版」の2機種を展開。2021年中頃に発売予定です。

【Topics】
・プロセッサにはクアルコムのSnapdragon XR1を搭載
・ディスプレイの解像度は片目1080p(1920×1080ピクセル)

「メガネそのもの」なスマートグラス狙う、Vuzixが超小型マイクロLEDディスプレイを共同開発(01.14)

Vuzix Corporationは、マイクロLEDディスプレイを開発するJade Bird Displayとの提携を表明しました。超小型のマイクロLEDディスプレイエンジンを共同開発し、両社で相互供給します。

両社は1セント硬貨(直径約19mm)よりも小さな「世界最小のマイクロLEDディスプレイエンジン」の実現を目指しており、2021年後半にはVuzixの次世代スマートグラスへの搭載が予定されています。

ライトフィールドディスプレイのCREAL、ピントの合うVR/ARデバイスのプロトタイプ発表(01.13)

現実に近い見え方を実現する「ライトフィールドディスプレイ技術」を開発するCREALは、CES2021でARとVR、両ヘッドセットのプロトタイプを発表しました。ARデバイスは視野角の中心30度部のみに、ライトフィールド技術を使用。今後は眼鏡型など形状の改良を進め、2022年後半までにAR/VRともに小型軽量化に取り組みます。

2020年、XR市場はどう動いたか? VRゲームと一体型デバイスの成長に注目(01.08)

 

米ゲームリサーチのSuperdataは、2020年のデジタルゲーム・インタラクティブメディア市場レポートを公表しました。2020年のVRゲーム市場規模は5億8,900万ドル(約612億ドル)と、前年比で25%成長しています。

またVRヘッドセットの出荷総数は、デバイス供給の遅延などから、前年比で15%減少したものの、一体型VRヘッドセットは約290万台から340万台へと約19%の伸びを示しており、Oculus Quest 2発売による好影響が推測されます。

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