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業界動向 2020.03.30

Oculusの新VRデバイス、コードネームが流出か。KDDIとフェイスブックがXR活用のオンラインストア開設 ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.Oculus、新型VRヘッドセットのコードネームが確認される(03.21)
2. KDDIとフェイスブック、XR活用のオンラインストア開設(03.24)
3.KDDI、商用5Gサービスの展開スタート。AR/VR体験も多数(03.23)
4.Magic Leap、MRを使いリモートワークを加速するパッケージ提供 試用期間は45日間(03.23)
5.ベテラン医師の手術を真横で学べる VRトレーニングシステムが販売開始(03.26)

Oculus、新型VRヘッドセットのコードネームが確認される(03.21)

フェイスブック(Oculus)が開発中の次世代VRヘッドセット。そのコードネームが公式開発者向けページに掲載されたと報じられ、話題となっています。これを報じたのは米メディアUploadVR。一体型VRヘッドセットのコードネームは「Del Mar」、そしてハンドコントローラーのコードネームは「Jedi Controller」とのこと。詳細についてフェイスブックは回答を差し控えましたが、すでに一部のデベロッパーは次世代機の情報に“早期アクセス”している可能性も示唆しています。

【Topics】
・過去のコードネームはカリフォルニア州のビーチや街の名前
・今回の“流出”について、フェイスブックは「“Del Mar”はカリフォルニア州に存在するビーチです」とだけ回答
・各種スペックなどの情報は不明

Oculusのデバイスに関する記事はこちらをご覧ください。

KDDIとフェイスブック、XR活用のオンラインストア開設(03.24)

KDDIとFacebook Japanは、5G時代のXRを使ったショッピングを実証するオンラインストア「フューチャーポップアップストア」をオープンしました。

スマホでAI接客やARを使った試用、総合ショッピングモール「au PAY マーケット (au Wowma!)」で商品購入など次世代ショッピングが体験できます。

【Topics】
・InstagramのAR機能でメイクや家具の試し置き、AI店員が家具スタイリング相談、香りを表現したカメラエフェクトも

KDDI、商用5Gサービスの展開スタート。AR/VR体験も多数(03.23)

KDDIは次世代通信サービス「au 5G」をスタートし、先端テクノロジーによる拡張体験「AUGMENTED EXPERIENCE」を提供します。

本記事では渋谷「攻殻機動隊SAC_2045」コラボ、「SEKAI NO OWARI」ステージ演出、人×デジタルヒューマン「MEME」パフォーマンス、スポーツ面では名古屋グランパスエイト選手のシュート数や試合スコアのAR表示といった「au 5G」のVR/ARを活用した事例を紹介しています。

【Topics】
・2020年夏、銀座にコンセプトショップ「GINZA 456 created by KDDI」オープン予定
・全国一部エリアから開始。2020年夏以降、全主要都市に普及の見通し
・auスマートパスプレミアム会員は映像、XR、クラウドゲーム、リアル体験の特典も

Magic Leap、MRを使いリモートワークを加速するパッケージ提供 試用期間は45日間(03.23)

Magic Leap社は、ホログラフィックオフィスや会議システムを開発するSpatial社と提携し、リモートワークに対応した「Magic Leap Collaboration パッケージ」を展開します。

45日間「Magic Leap 1 」4台の貸し出しとユーザー設定サポートがうけられ、ホログラフィック会議が行えます。パッケージ費用は5000ドル(税別)、試用期間後は1年間のライセンス購入で継続も可能です。

【Topics】
・Magic Leapソリューションと組み合わせた遠隔コラボやプレゼン、マルチサイトの作業レビューも
・Spatial社は1枚の写真から3Dアバター作成でき、アバター会議も簡単に
・アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインが対象

ベテラン医師の手術を真横で学べる VRトレーニングシステムが販売開始(03.26)

株式会社ジョリーグッドは、日本医科大学付属病院と共同で「オペクラウドVR」を開発しました。手術現場での医師の手技や、スタッフの視野を360度カメラでVRライブ配信、クラウドでデータも保存できるシステムで、アーカイブされた動画は医師や看護師の教育や学会セミナーでの活用が想定されています。

【Topics】
・価格は手術室撮影配信機器一式(約350万円〜)VR体験機器一式(約30万円〜)システム利用料(月/約20万円〜)


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