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業界動向 2019.03.18

「任天堂のVR」発売への軌跡を辿る、アップルのARデバイスは年内量産開始? ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.任天堂の“スイッチで組み立てるVR”、その経緯と歴史を振り返る(03.12)
2. アップルのARデバイス、2019年中に量産開始か iPhoneと接続?(03.10)
3.わずか85gのARグラス「nreal light」 スマホでも動作(03.08)
4.指先の感覚を再現 日産、車のデザインに新たな触覚デバイスを採用(03.11)
5.アバターによるコミュニケーション設計と課題解決、VTuberによる“バーチャルティッシュ配り”の舞台裏に迫る(03.11)

任天堂の“スイッチで組み立てるVR”、その経緯と歴史を振り返る(03.12)

2019年3月7日、任天堂が発表した「Nintendo Labo: VR Kit」。ニンテンドースイッチとダンボールを組み合わせてVR体験ができるセットの発売は、大きな驚きをもって迎えられました。Mogura VR Newsでは、この発表に至るまでの経緯を、過去に報道したニュースをもとに振り返る特集記事を掲載しています。
【Topics】
バーチャルボーイや3DS、Wii、SwitchそしてVR Kitへの流れ
・任天堂は公の場でVRへの参入を否定
・一人体験のVR、みんなでエンタメのWiiといった対比
Switch関連特許コードの発見により、VRへの期待高まる
・「Nintendo Labo: VR Kit」4月12日発売へ
・位置トラッキング搭載の眼鏡型デバイス特許を出願か

アップルのARデバイス、2019年中に量産開始か iPhoneと接続?(03.10)

各社が取り組んでいる「ARグラス」。アナリストによれば、アップル社のARグラスは早ければ2019年第4四半期に量産開始、2020年前半のうちにリリースされると予測しています。
過去2017年にもCEOのティム・クック氏は「(ARデバイスに関して)Appleは最初になりたいのではなく、最高になりたい」と発言。その翌月「アップルのARデバイスは、2020年発売を目標に動いている」と米メディア、ブルームバーグが報じるなど、2020年に向けてARグラス周辺はより動きが激しくなりそうです。

【Topics】
・アップルのARデバイスを巡る過去の動向
・デバイスの詳細、具体的な用途は不明
・まずはiPhoneと接続して使用。デバイス側の軽量・快適性を実現か

わずか85gのARグラス「nreal light」 スマホでも動作(03.08)

CES2019にて中国のARスタートアップnrealは、メガネ型ARグラス「nreal light」を発表。軽量なARグラスを目指し、設計された本体はおよそ85gと非常に軽く仕上げられています。スマートフォンと接続するために使うケーブルは、イヤホンワイヤーのように違和感がないため、際立つデバイスの快適性が話題となりました。

【Topics】
・ARグラスとしては広めの視野角(52°)
・本体搭載の4基のカメラによる空間認識
・バッテリーなど処理部分は外付け
・デモは「最も没入感の高いAR体験」と高い評価
・発売時期や価格は公式発表なし

指先の感覚を再現 日産、車のデザインに新たな触覚デバイスを採用(03.11)

日産自動車株式会社(日産)は、VR用の力触覚再現デバイスを手がけるHaptX社とVRシミュレーションを共同開発しました。「HaptXグローブ」とVRヘッドマウントディスプレイを装着することで、車内環境のシミュレーションを広範囲で体験することが可能となります。

【Topics】
・動作時の力触覚の再現も可能な「HaptXグローブ」
・製造前段階でのシミュレーションを実現。開発プロセスの変革に
・VRやARを積極的に活用する自動車業界
・北米国際オートショー、オースティンSXSW 2019で体験会

アバターによるコミュニケーション設計と課題解決、VTuberによる“バーチャルティッシュ配り”の舞台裏に迫る(03.11)

2019年1月13日、バーチャルプロショッパーコミュニケーションズ(VPC)は、会場に「バーチャルティッシュ配りユニット」を設置。VTuberがディスプレイから来場者にティッシュを配る企画は、大きな話題となりました。
今回はリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社の関口 俊一郎氏(写真左)、VTuber・イトッポイド氏(写真右)にインタビューを実施しました。

【Topics】
・バーチャルプロショッパー・ソリューションを始めたきっかけ
・企業も3Dアバターによるサンプル配布に注目
・バーチャル販売員は移動コストの削減、人手不足の解消に
・インフラとしての汎用性アバターの運用について


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