AR/VR業界のみならず、さまざまな業界を巻き込んで話題の「メタバース(metaverse)」。「メタバース通信」では、メタバースに関する世界中の最新情報をキャッチアップ。人々の新たなコミュニケーションや経済の場になるであろうメタバースを形作る、さまざまな情報をコンパクトにまとめてお伝えします。
目次(vol.26)
1. ワーナーミュージック、The Sandboxに音楽テーマパーク構築へ
2. 米大手投資信託、メタバース関連ファンドを申請
ワーナーミュージック、The Sandboxに音楽テーマパーク構築へ
米国の音楽レーベル、ワーナー・ミュージック・グループ(WMG)は2022年1月27日、ブロックチェーンメタバース「The Sandbox」との提携を発表。The Sandbox内にWMGのテーマパーク兼コンサート会場を建築し、バーチャルコンサートを開催するとのことです。
WMGにはエド・シーラン(Ed Sheeran)やグリーン・デイ(Green Day)、デュア・リパ(Dua Lipa)、カミラ・カベロ(Camilla Cabello)といった人気アーティストが多数所属しています。
(参考)WARNER MUSIC GROUP、Animoca Brands
米大手投資信託、メタバース関連ETFを申請
(画像元:Fidelity Investments公式サイト)
2022年1月下旬、米国の大手投資信託会社Fidelity Investmentsがメタバース関連株に特化したファンドを米国証券取引委員会(SEC)に申請していることが明らかになりました。同ファンドはETF(Exchange Traded Funds、上場投資信託)と呼ばれる種類のファンドで、Fidelityはメタバース関連ETFのほか、暗号資産(仮想通貨)関連ETFも申請中です。
メタバースに特化したETFでは、カナダの投資信託会社が商品を販売している例がすでにあります。