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メタバース最新動向 2022.01.26

世界中からメタバース関連の話題をお届け メタバース通信 vol.24

AR/VR業界のみならず、さまざまな業界を巻き込んで話題の「メタバース(metaverse)」。「メタバース通信」では、メタバースに関する世界中の最新情報をキャッチアップ。人々の新たなコミュニケーションや経済の場になるであろうメタバースを形作る、さまざまな情報をコンパクトにまとめてお伝えします。

目次(vol.24)

1. Mythical Games、リアルタイムストリーミング技術の企業を買収
2. Metaplexが約52億円の資金調達。マイケル・ジョーダンも出資
3. 中国政府、メタバース関連の商標申請を却下

Mythical Games、リアルタイムストリーミング技術の企業を買収


(画像元:Mythical Games)

ブロックチェーンゲーム「Blankos Block Party」を開発しているMythical Gamesは2022年1月19日、リアルタイム3Dストリーミング技術を有する英国企業Polystreamの買収を発表しました(買収額非公表)。Polystream社のストリーミング技術により、プレイヤーは大容量のデータをダウンロードすることなくゲームをプレイすることができます。

Blankos Block Partyは現在アーリーアクセス版ながら、すでに100万以上のユーザーアカウントが作られている人気ゲーム。プレイヤーはNFT化されたキャラクターでマルチプレイのミニゲームを遊んだり、キャラクターの着せ替えや合成をすることができます。

(参考)VentureBeatMythical Games

Metaplexが約52億円の資金調達。マイケル・ジョーダンも出資


(画像元:Metaplex)

ブロックチェーンプラットフォームSolana(ソラナ)上でのNFTマーケットプレイス構築サービスを展開するMetaplexは2022年1月18日、4,600万ドル(約52億円)の資金調達を実施したことを明らかにしました。出資者にはMulticoinCapital、JumpCryptoといった投資会社のほか、元NBAの人気選手マイケル・ジョーダン氏やアレン・アイバーソン氏らも名を連ねています。

(参考)COINTELEGRAPHMetaplex

中国政府、メタバース関連の商標申請を却下


(画像元:South China Morning Post)

中国の国家知識産権局(China National Intellectual Property Administration、CNIPA)が、中国国内で多数申請されているメタバース(中国語では「元宇宙」)関連の商標出願を次々却下していると、香港メディアSouth China Morning Postが報じています。

却下された商標出願の中には、NetEase、iQiyi(愛奇芸)、Xiaohongshu(小紅書)が提出したものが含まれているとのこと。これらの企業よりもさらに大手のテンセントやアリババ、バイトダンスなどが提出しているものについては現在審査中とも報じています。

South China Morning Postは以前にも、中国でメタバース関連の商標出願が過熱していることを報じていました。

(参考)South Chine Morning Post


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