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活用事例 2020.12.03

VR安全教育サービス、Oculus Quest対応で導入コストが4分の1に

NTTテクノクロス株式会社は、VRで作業員向けの安全教育や研修を実施できる「VR安全意識向上サービス」をアップデートし、12月7日に提供開始します。一体型VRデバイス「Oculus Quest」に対応したことで、PCなどの機材コストを削減。PCに不慣れな人でも一人でVR研修が行えるようになります。

「VR安全意識向上サービス」は、NTTテクノクロスがNTTグループ各社の工事作業に関する事故などの知見をもとに、2019年12月に提供開始したサブスクリプション型サービスです。VRで作業現場での事故などを体験することで、事故の怖さや正しい作業を学ぶことができます。

今回の新バージョンでは、一体型VRデバイスOculus Questに対応。一体型VRデバイスはPCとケーブルが不要なので、体験者がケーブルに足を取られることなく研修が実施可能になります。NTTテクノクロスは「機材数が削減できるため、コストを従来の4分の1程度に抑えることができる」としています。

2020年12月現在、Oculus Questに対応しているコンテンツは以下の4つです。

・引込線撤去作業【転落】体感コンテンツ
・架上ラック作業【転落】体感コンテンツ
・所内脚立作業【転落】体感コンテンツ
・鉄塔荷上げ作業【転落】体感コンテンツ

VRを活用した安全教育

VRで現実で起こりうる災害や事故を再現したVR安全教育サービスが建築業・製造業を中心に増えています。現実に近い体験をすることで安全意識の向上が期待されています。

(参考)NTTテクノクロス株式会社 プレスリリース


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