株式会社シータ、ダイキン工業株式会社、株式会社ビーネックスグループ(旧:株式会社トラスト・テック)の3社は、VRを活用した企業教育向けテストコンテンツを共同開発しました。今回開発したコンテンツで検証を重ね、データをもとに製造業における職場適応、および安全性強化に向けたVR教育プログラムの開発を進めていくとしています。
VR映像制作などを手掛けるシータは、技術・製造系の⼈材派遣サービスを提供するビーネックスグループと2019年に資本提携を締結。今回、両社が培ってきたそれぞれの分野の知⾒とネットワークを活⽤し、第⼀弾となる「職場適応・安全教育」のためのテストコンテンツを開発しました。
開発にあたっては、ダイキン⼯業滋賀製作所の協力のもと、実際に稼働中の⽣産ラインで撮影を実施。体験者はVRデバイスを通して、現場作業における安全⾯での注意点や、作業遂⾏に関する習熟度の強化を、VRでシミュレーションが可能とのことです。
シータは「将来的には、現場管理者が体験者⼀⼈ひとりの習熟度、達成度、安全性への理解促進といった情報をデータとして保持することで、効率よく職場環境へ⼈員配置することを⽬指す」とコメントしています。