「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。
目次
1.「Meta Quest 2」が価格改定、税込59,400円に。円安や製造コスト増加を受け(7.27)
2. ByteDance傘下のPico、次世代VRヘッドセット「Pico 4」シリーズを準備中か。FCC文書が公開(7.25)
3.Metaのメタバース部門、2022年2Qの売上は前年同期比48%増 Quest 2が継続して伸長(7.28)
4.2027年までにデジタルツイン市場は約7兆円規模へ、調査会社予測(7.22)
5.Googleがスマホで手の動きまでモーションキャプチャする技術を発表(7.26)
6.特集: 今から覚える「Roblox」。膨大なユーザーとコンテンツ、日本への本格展開も？(7.27)
「Meta Quest 2」が価格改定、税込59,400円に。円安や製造コスト増加を受け(7.27)
Metaは製造・出荷コストの増加や大幅な円安に伴い、VRヘッドセット「Meta Quest 2」を値上げします。2022年8月1日より価格を改訂し、Meta Quest 2（128GBモデル）は、37,180円（税込）から、59,400円（税込）に。また年内リリース予定の「Project Cambria」とは別に、新世代のMeta Questをリリースする計画も明らかにしています。
ByteDance傘下のPico、次世代VRヘッドセット「Pico 4」シリーズを準備中か。FCC文書が公開(7.25)
中国のPico Interactive（Pico）が、新たな一体型VRヘッドセットを発表するかもしれません。米国FCCの公開文書にて言及されており、新モデルは「Pico 4 Pro」と「Pico 4」の2種類との記述も。Picoは中国外での展開を強めており、値上げとなった「Meta Quest 2」のポジションを狙える存在になるか、注目が集まります。
Metaのメタバース部門、2022年2Qの売上は前年同期比48%増 Quest 2が継続して伸長(7.28)
Metaは、2022年度第2四半期の業績を発表しました。メタバース部門のReality Labsは引き続きVRヘッドセット「Meta Quest 2」が好調で、前年同期比で売上48%増の4億5,200万ドル（約614億円）。一方損失は15%増の28億600万ドル（約3,816億円）となりました。これらは積極的なメタバース関連投資によるものと推測されています。
2027年までにデジタルツイン市場は約7兆円規模へ、調査会社予測(7.22)
2027年のデジタルツイン市場規模は、546億ドル（約7.5兆円）と、リサーチ会社のIMARCが「2022〜2027年のデジタルツイン市場予測」で報告しました。デジタルツイン市場の2022〜2027年の年平均成長率（CAGR）は31.7%。ヘルスケア分野で導入が加速し、デジタルツインを活用する技術分野では、1位IoT（約35%）、2位ブロックチェーン（約20%）に続き、AR/VR（約10％）が4位にランクインしています。
Googleがスマホで手の動きまでモーションキャプチャする技術を発表(7.26)
Googleは、スマホのカメラで、リアルタイムに3次元情報をとらえる、モーションキャプチャ技術「BlazePose GHUM Holistic」を発表しました。カメラ以外のセンサー不要で、体や手指の動きも捕捉でき、モバイル端末で動作も可能。将来は顔の表情のキャプチャにも対応予定です。
特集: 今から覚える「Roblox」。膨大なユーザーとコンテンツ、日本への本格展開も？(7.27)
海外ではメタバースの一つと認識される、有名なオンラインゲーミングプラットフォームの「Roblox（ロブロックス）」。本記事では、「今から覚えるRoblox」として、歴史やユーザー数、サービス内容など、Robloxで押さえておくべきポイントを紹介しています。
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