「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。
目次
1.VR/AR両用の一体型ヘッドセット「Lynx R1」詳細が公開 1500ドルで今夏発売(02.04）
2.2019年の第4四半期、一番売れたVRヘッドセットは？(01.30)
3.キヤノンが新型MRデバイス「MREAL Display MD-20」発表、2月末に幕張で展示(02.04）
4.イギリスのエンタープライズ向けAR/VR企業が約5億円調達、開発人員強化へ(02.04）
5.触れずにスマホを操作、Pixel4の「Motion Sense」が日本でも利用可能に(02.04）
6.【PR】2020年、“XR”はどこを目指すべきか？―― 対談：松山周平×久保田瞬(02.04）
VR/AR両用の一体型ヘッドセット「Lynx R1」詳細が公開 1500ドルで今夏発売(02.04）
米カリフォルニアで開催されたSPIE Photonics Westにて、仏スタートアップLYNXは、VR/AR両方に対応した一体型MRヘッドセット「Lynx R1」を発表しました。2020年夏、1,500ドル（約16万円）での発売を予定し、軍や医療、法人向けの利用を想定しています。
【Topics】
・6つの内蔵カメラを搭載、トラッキングはインサイドアウト形式
・5G対応のSnapdragon XR2を採用
2019年の第4四半期、一番売れたVRヘッドセットは？(01.30）
ゲーム業界リサーチ会社のSuperdataは、2019年第4四半期におけるXR市場の調査結果を発表しました。レポートでは、VRヘッドセットの販売台数にも言及しています。
VR関連デバイスの販売台数1位は、PlayStation VR（33万8,000台）、2位は一体型VRヘッドセットOculus Quest（31万7,000台）。また、2019年6月発売のPC向けVRヘッドセットValve Index（10万3,000台）の販売台数が伸びた点にも着目しています。
【Topics】
・Valve Index、Oculus Questともに人気。しかし在庫切れ多発
・Valve Index購入急増の理由は、11月の新作タイトル「Half-Life: Alyx」発表の影響か
・XR市場は2023年に149億ドル（約1.6兆円）に達すると予測
2019年のVRヘッドセット市場に関する記事はこちらから。
キヤノンが新型MRデバイス「MREAL Display MD-20」発表、2月末に幕張で展示(02.04）
キヤノン株式会社は、新型MRデバイス「MREAL Display MD-20」を発表しました。同機は、現実世界に3DCGを表示させるビデオシースルー型のMRシステム「MREAL（エムリアル）」を採用。別売りの基盤ソフトウエア「MREAL Platform」と組み合わせると、映像からユーザーの位置と視界を特定する空間地図をリアルタイムに作成できます。
【Topics】
・2016年発売のMREAL Display MD-10と比べ、視野角は広画角、色域も拡大
・千葉・幕張メッセで開催の「第28回3D＆バーチャル リアリティ展（IVR）」に展示
イギリスのエンタープライズ向けAR/VR企業が約5億円調達、開発人員強化へ(02.04）
企業向けプラットフォーム「Radical SDK」を提供する英スタートアップMasters of Pie社は、360万ポンド（約5億円）の資金を調達しました。累計調達額は520万ポンド（約7.3億円）に到達。今後は建築・エンジニアリング・医療・エネルギー分野へと事業領域を拡大します。
【Topics】
・デバイスを問わず複雑な2D/3Dデータをリアルタイムに共有可能なSDK
・2016年よりエンタープライズ向けプラットフォーム「Radical SDK」に注力
触れずにスマホを操作、Pixel4の「Motion Sense」が日本でも利用可能に(02.04）
手で触れず、ジェスチャーで画面を操作できる「Motion Sense」のサービスが、日本でも開始されました。同機能はGoogleのスマートフォン「Pixel4」に搭載されており、トラッキングの精度が高いレーダーベースのモーション認識センサー「Soliレーダー」が使用されています。Motion SenseとSoliレーダーはVR/ARでも利用される技術となっています。
【Topics】
・端末に手を伸ばすだけでPixel 4の顔認証によるロック解除を検知
・Motion Senseを利用するには？ 設定方法のまとめ
・多くの音楽アプリでジェスチャーが使用可能に
6.【Sponsored】2020年、“XR”はどこを目指すべきか？―― 対談：松山周平×久保田瞬(02.04）
続々と新VR/MRデバイスが投入され、ビジネスやエンタメへの活用も進んだ2019年のXR市場。2020年早々にCES2020やDocomo Open Houseなど注目のイベントが開催される中、“XR”業界はどこを目指すべきなのか――。期待が高まる2020年の“XR”の展望について、新進気鋭のクリエイター・THINK AND SENSEの松山周平氏と、Mogura VR News編集長の久保田瞬が対談しました。
【Topics】
・“XR”と認識せず使っている人は、実はたくさんいるのかもしれない
・“みんなで見る”“非ウェアラブル”な方向性も模索
・2020年は、XR関連の担い手とクリエイティブ系のコミュニティが融合する年に？
