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業界動向 2018.11.12

Oculus創業者の考えるVR普及の“壁”の正体、フェイスブックのVR/AR研究開発進む – 週間振り返りVR/AR/MRニュース

11月の第2週はVR/AR/MRの研究開発に関するニュースが複数報じられました。Oculusを傘下に収めるフェイスブックが、VR/AR関連の研究開発をさらに強化する動きがあり、目下米国ワシントンに新たな研究開発(R&D)の拠点整備を進めているものとみられます。

その他にも、グーグルによるアイトラッキング技術を利用した表情表現の特許公開や、Oculus創始者によるVR普及にまつわる話題など、ハードウェアだけでなくその「一歩先」を見る技術に関するものが多く報じられています。

本記事では、先週Mogura VRで掲載したニュースから注目記事をピックアップ。VR/AR/MRの「いま」を、皆さんにギュッと縮めてお届けします。

フェイスブックのVR/AR研究開発進む ワシントンに新拠点を計画

米国のメディアThe Puget Sound Business Journaによれば、フェイスブックはワシントン・レドモンドに65万平方フィート(約6万平米)、2棟のオフィスビルを要する建設計画を提出しています。ここには、マイケル・エイブラッシュ氏率いるFacebook Reality Labs(旧名:Oculus Research)のチームが入居するとのこと。稼働開始は2021年後半予定されています。

目の動きからユーザーの表情を読み取ってアバターに反映


グーグルが米国特許商標庁に提出した特許が公開されました。アイトラッキングカメラを用いて、VRユーザーの表情を認識。アバターに反映させるという内容です。ユーザーが驚けば驚いた表情を、喜べば笑顔を、VR空間内のアバターの表情に反映させることが可能となります。

「無料でもまだ高い」Oculus創業者パルマー・ラッキーが語るVR普及の鍵

Oculus創業者のパルマー・ラッキー氏は、自身のブログの中でVR普及の阻害要因に関する考えを述べています(同氏はすでにOculus社を退社済)。「VRの継続的な利用に価格はほぼ関係ない」「体験の質が全てだ」と持論を展開。VRデバイスブームの火付け役となった同氏のテキストは必読です。

元祖バーチャルアイドルの娘「伊達あやの」VTuber化プロジェクトが開始

1996年に3DCGのバーチャルアイドルとしてホリプロよりデビューした「伊達杏子」の娘・「伊達あやの」のVTuber(バーチャルYouTuber)化プロジェクトが発表されました。クラウドファンディングサイト・Makuakeにてファーストサポーターを募集しています(クラウドファンディングサイトはこちら)。


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