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トレーニング・研修 2019.07.12

理経と東京海上グループ、VR防火・防災教育訓練を開発へ

株式会社理経は、東京海上グループの東京海上日動リスクコンサルティング株式会社(TRC)と、防火・防災に関する教育訓練サービスのVRコンテンツの開発で協業を開始します。両社は利用者の火災への対応力の強化を目的に、TRCが理経のVRコンテンツを使用したサービスを一般企業に提供します。

これまでに培った火災関連ノウハウをVR化

理経は、これまで火災避難訓練土砂災害を体験するVRコンテンツを提供しています。今回、TRCが提供する教育訓練コンテンツには、理経のVRコンテンツ「火災からの避難体験」「消火器操作による消火体験」「2人1組による消火栓操作体験」が使用されています。

本教育訓練コンテンツは、理経の所有するVR技術とTRCが培った火災に関するノウハウが織り込まれており、従来の防災訓練と比較して、より現実的で臨場感のある内容になっているとのこと。「万が一、災害が発生した際の個々人の初動対応を、より適切かつ迅速なものに改善できる内容」としています。

今回、TRCが提供するサービスメニューは以下の通りです。

・VR防災訓練の実施(防災講習会+VR体験会)
・VR防災体験会の開催
・VR防災体験機材の提供・貸出
・VR防災訓練を踏まえた緊急時対応力の強化支援コンサルティング

上記の内容に加え、VRに利用者の所有する施設の映像を取り込むなど、要望に応じたカスタマイズも可能とのことです。

今後について、理系は「VR防災訓練体験者の結果を統計処理し行動傾向を把握することや、AR技術を駆使して、より臨場感のある体験を提供するコンテンツ開発を視野に入れています」とコメントしています。

(参考)株式会社理経 プレスリリース


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