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活用事例 2019.05.24

VRで土砂災害を体験する「避難訓練VR」、理経が自治体・大学と共同開発

株式会社理経は、VRを活用した土砂災害体験・訓練用コンテンツ「避難体験VR『土砂災害』~平成30年7月西日本豪雨災害から学ぶ~」の提供を開始しました。本製品は東広島市消防局、および広島大学との共同開発によるものです。

本製品は「西日本豪雨の土砂災害発生前から災害発生に至るまでの気象状況、および住宅付近の状況」をVRで再現。災害の疑似体験をすることで、避難のタイミングなどについて体験や学習することができるものです。体験者はVRヘッドセットを装着して360度の映像を体験しながら、覗き込む、しゃがむといった動作も可能です。

本製品では、東広島市消防局や広島大学防災・減災研究センターによる土砂災害現場の調査や、被災された方々から伺った話に基づいてシナリオが作成されています。

理経では火災避難訓練のVRコンテンツなど、防災に関連した取り組みを行っています。現在は「山間の地区を対象とした土砂災害以外にゲリラ豪雨などによる河川氾濫を疑似体験できるVRコンテンツの開発も進めている」とのことです。

(参考)株式会社理経 プレスリリース


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