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統計・データ 2022.01.28

VR/ARデバイスのホリデーシーズン売上、昨年の2倍超えか 米調査会社が報告

アメリカの市場調査会社NPD Groupは、2021年のホリデーシーズンにおけるVR/ARデバイスの売上に関するレポートを公開しました。レポートでは、昨年比で販売台数が2倍以上に増加したことが報告されています。

2021年ホリデーシーズンは絶好調?

NPD Groupによれば、2021年のホリデーシーズン(11月21日から12月25日まで)の期間において、VR/ARデバイスは2020年の同時期と比較して2.8倍(+180%)の販売台数に。収益は昨年比で約2.5倍に達したとされています。同社は2021年全体での販売台数を2020年と比較した場合の予測も行っており、販売台数は昨年比で約2.6倍(+163%)となり、収益は約2.3倍(+137%)となっているそうです。

NPD Groupの報告は、2021年がVR/AR業界にとって“伸び”の1年だったことを示しています。特にホリデーシーズンの売上増加については、「Meta Quest 2(旧Oculus Quest 2)」の好調が影響していると思われます。同ヘッドセットはクリスマス前後に売上を大きく伸ばした可能性が高く、VRゲームスタジオの報告や、Meta Questのコンパニオンアプリが一時App Storeのランキング一位に上り詰めたことからも示唆されています。

(参考)NPD Group


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