北朝鮮の小学校で、VR/ARを利用した授業が行われていると朝鮮新報が報じています。同メディアの報道によれば、VRヘッドセットを使用したVR体験や、ARコンテンツを使った授業が行われているとのことです。
北朝鮮の教育モデル機関・平壌第4小学校で導入か
北朝鮮では2019年以降、人工知能やコンピュータなどのテクノロジーを学習カリキュラムに取り入れているとされており、その中にVR/ARも含まれているのではないか、と米メディアVRScoutは論じています。
朝鮮新報では、北朝鮮の首都・平壌にある教育モデル機関「平壌第4小学校」での授業の様子を紹介しています。詳細は不明ながら、マーカースキャン型と思われるARコンテンツがあり、その中にはサメの一生をARアニメーションで学ぶ、といったものもあるとのことです。
「国家レベルでの情報統制があるため、例えばVRChatやRec Roomで北朝鮮のユーザーと出会うことはないだろう。しかし、北朝鮮がVR/AR技術を利用していることは驚きだ」とVRScoutは記事を締めくくっています。
(参考)VRScout、UPI通信、朝鮮新報(ハングル版、全文読むには要登録&ログイン)、聯合ニュース(ハングル版)
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