カルフォルニアのVRスタートアップNomadicが、今年後半にラスベガスにVRセンターをオープン予定です。
Nomadicの二つ目となるVRセンターはエリア15の一部として展開されます。エリア15はラスベガスの新しいエンターテイメント複合施設です。
同社はロケーションベースのVRセンターをモールや映画館に提供します。体験者はドアや壁、物理的に触ることができる小道具を備えた専用のステージを自由に探索できます。
ラスベガスでは、6,000平方フィートのスペースを使い、2つのステージが設置されます。
Nomadicは昨年、フロリダ州オーランドに最初の商業拠点をオープンしました。同社はこのスペースを利用して、VRゲーム「Arizona Sunshine」をベースとした複数のエクスペリエンスを展開しており、VrwerxとParamountと共同で「ミッション・インポッシブル」のVRコンテンツを開始することも発表しました。
NomadicのCEOのDoug Griffin氏は「他の革新的なアクティビティと組み合わせるために、次の場所としてラスベガスを選びました。この街の住人と観光客は、これらのすばらしいアドベンチャーを楽しむでしょう。」と述べています。
また、エリア15のCEOのWinston Fisher氏は、「屋外の完全没入型のVRエンターテイメントにおける次世代のリーダーになるというNomadicのビジョンは、ユニークなエンターテインメントおよび小売店、アーティスト、そして最高クラスのライブイベントを集めるエリア15にぴったりです。」とコメントしています。
Nomadicの新しい拠点の追加もあり、ラスベガスはロケーションベースのVRセンターのハブとなりつつあります。The Voidは、1年前に最初のVRセンターを作り、PlatformaVRとZero Latencyも同様にラスベガスで独自のロケーションベースのVRエクスペリエンスを展開しています。
(参考記事)Variety