XR/メタバース/VTuber専門メディア「Mogura VR」は毎週、Podcast「もぐラジオ」を配信中。「テック・コンテンツ業界の最前線を掘る」というコンセプトのもと、すんくぼ(編集長)と水原由紀(Mogura VR News副編集長)、ゆりいか(MoguLive副編集長)が業界の注目トピックを語ります。
この記事では、最新回(#159)の内容をかいつまんでお届けします。
第159回のテーマは「大手“メタバース”をめぐる動向 Roblox・Fortnite・ZEPETO」
今回のテーマは「大手メタバースのRoblox、Fortnite、ZEPETOの最新動向」です。スタンミのVRChat、HIKAKINのRoblox / Fortnite進出など、盛り上がりを見せるメタバースプラットフォームについて編集長 すんくぼ、Mogura VR News副編集長 水原由紀が語ります。
まず両名は各メタバースの概要を紹介。
圧倒的ユーザー数を誇るRoblox(ロブロックス)は、海外の子どもたちから絶大な支持を得ているオンラインゲームプラットフォームです。1日のアクティブユーザーは7,950万人に到達していますが、日本ではまだ知名度が低いため、これから伸びていくメタバースとして注目されています。
Fortnite(フォートナイト)は大人数マルチプレイヤー対戦で知られるバトルロイヤルゲームです。Fortnite向けエディターアプリ「Unreal Editor for Fortnite(UEFN)」を拡充するなど、高精細なグラフィックでUGC(ユーザー生成コンテンツ)を制作できるのが特徴です。
ZEPETO(ゼペット)は韓国発のメタバース。3Dアバターを使ったSNSとして特にアジアの若年層に人気があります。全世界で4億人以上のユーザーを有し、1,300万点以上のファッションアイテムが取引される等、ファッション業界の広告市場としてのポテンシャルを備えています。
企業が続々とメタバースに進出も、
Roblox、Fortnite、ZEPETOが盛り上がりを見せる昨今、多種多様な企業が自社をアピールする空間、いわゆる「ワールド」を制作しています。すんくぼは、企業がメタバース進出に挑む際に非常に大事なポイントとして、「メタバースの軸はコンテンツや体験を作る仕事。『ワールド』にアクセスをしたユーザーが面白い、もしくは役に立つと感じるコンテンツを提供しないと誰も来ないし、話題にもならない」と強調します。
また、電通をはじめ広告代理店もメタバースへの進出に前向きです。
水原は「”無料で遊ぶ時に邪魔なもの”というイメージが強い広告だが、メタバースプラットフォームでは意味合いが違ってくる。基本無料のゲーム自体が広告の役目を果たし、暇つぶしに遊んでいたら関連グッズや企業自体が好きになってくることもある」と指摘します。
さらに両名は、メタバースを活用する企業や自治体が成功するための心構えや注意点、協力企業選定のポイントを語っていきます。
Mogura編集長らが話すPodcast「もぐラジオ」
続きが聞きたい!もっと深く知りたい!という方はぜひ、下記リンクからお楽しみください。更新通知が届く番組のフォローもお忘れなく!