株式会社電通らは、メタバースアプリ「ZEPETO(ゼペット)」を活用した新しい広告パッケージ「Creator Collaboration Packages」の提供を開始しました。アジアのα世代やZ世代をはじめとする若年層をターゲットに、ブランドのプロモーション活動を強化するものです。
韓国発の巨大メタバースプラットフォーム、広告市場としての魅力
「ZEPETO」は韓国発のメタバースプラットフォームです。ユーザーは自由にカスタマイズ可能な3Dアバターを使用し、コミュニケーションや交流を楽しめます。2024年5月時点で、全世界で4億人以上のユーザーがおり、特にアジアの若年層に人気があります。また、すでに1,300万点以上のファッションアイテムが取引されており、ファッションブランドなどの広告市場としてのポテンシャルを備えています。
今回発表された広告パッケージは、株式会社電通、株式会社CARTA COMMUNICATIONS(CCI)、株式会社電通デジタル、株式会社セプテーニによるものです。ZEPETOの巨大なユーザー基盤を活かし、影響力のあるクリエイターやインフルエンサーとのコラボレーションを通じて、企業のブランディングや認知度向上を図ります。
(電通、CCI、電通デジタル、セプテーニ等が提供する「Creator Collaboration Packages」の提供メニュー。「トライアル」「ベーシック」「プレミアム」の3種で構成されており、複数のインフルエンサーや公式ポストなどを通してユーザー訴求を図る。 画像:セプテーニ)
この広告パッケージでは、ブランドと相性の良いインフルエンサーを選定、ZEPETOで体験できるエンターテインメント性の高いコンテンツを制作・配信します。これにより、新しい顧客層の獲得や、既存顧客とのエンゲージメント強化を図ることができます。さらにZEPETOで実施される各広告キャンペーンの効果測定も行われ、メタバースを利用したマーケティング活動のROI(投資対効果)を高めるためのデータも提供されます。
(参考)セプテーニ