西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は、ソフトバンク株式会社の協力のもと、VR技術を活用した安全教育プログラムを導入します。
この教育プログラムは鉄道事業に従事するJR西日本および同グループの社員約35,000人を対象とし、同社の社員研修センターで2018年5月以降導入される予定です。
9つの労働災害をVR映像で再現
本教育プログラムでは、スマートフォンを装着したヘッドセットに表示される360度のVR映像を視聴することで、鉄道現場での労働災害にいたる過程、きっかけを擬似体感することができます。
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このプログラムでは、誰もが陥る可能性がある「日常業務に潜む労働災害の原因となるワナ」を題材としています。鉄道現場における系統(駅係員、乗務員、車両、施設、電気)別に、列車への接触や高所からの墜落など、計9つの労働災害をVR映像で再現。労動災害の恐怖感を煽ることよりも、それにいたるプロセスを体感することを重視しています。
同じJRグループのJR東日本も、安全教育にVRの活用を進めています。
https://www.moguravr.com/sb-vr/
https://www.moguravr.com/jreast-vr/
(参考)JR西日本 ニュースリリース