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活用事例 2020.09.03

首都をまるごとVR化、フィンランドのVR活用事例ふたたび

首都・ヘルシンキの街をVRで再現するなど、国全体でVR活用に取り組むフィンランド。9月に行われるカルチャーイベントで、VRを用いたインスタレーションが登場しました。デザイナーによって様々に彩られたヘルシンキのメインストリートを、どこからでも歩いて鑑賞できるものです。

色鮮やかなメインストリートをバーチャル空間に

北欧最大のデザインフェスティバルともされるヘルシンキ・デザイン・ウィークは、9月3日から13日まで開催されます。2020年の特徴は、物理的な会場とデジタルの融合で行われる点。メイン会場で展示や催しを行うほか、オンラインでのイベントも開催します。

そして目玉の1つが、VRで再現された首都「バーチャル・ヘルシンキ」とのコラボレーションです。”Helsinki Virtual Design Street”というこのプログラムでは、首都のメインストリートをバーチャル空間に再現。同国のアーティストがデザインした複数のパターンの道を体験することができます。花でビルが飾られた様子やカラフルな造形物、リアルに表現された影も印象的です。

体験はVRヘッドセットだけでなく、PCやスマートフォンでも可能です。会期中は24時間、事前登録不要で鑑賞することができます。画面下部の靴のアイコンをクリックすると、進む速度が変わります。

フィンランドのVR活用、インタビュー等

フィンランドのVR活用についてはこちらの記事でも紹介しています。

(参考)Helsinki Design Week


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