一般社団法人デジタルステッキは、10月23日にVR旅行サービス「レンたび」の正式提供を開始しました。対象は東京を中心とする首都圏の福祉施設で、神奈川県など近郊エリアの施設も相談可能としています。これまで全国の福祉施設でベータ版を運用し、好評を得てきました。
「レンたび」は、セットアップ済みのVR機材と独自のVR旅行コンテンツを組み合わせたサービスです。福祉施設のレクリエーションタイムでの利用を想定した約90分のプログラムを提供し、オフラインでも視聴できます。そのため、イベント当日などに通信トラブルの影響を受ける心配がありません。
コンテンツは高齢者の視線の動きや移動速度に配慮して設計されており、違和感や不快感を抑えた安全な体験が可能です。導入支援も整備されており、職員向けの研修や詳細なマニュアルが提供。初回導入時には専門スタッフが現地を訪問し、セットアップから運用開始までをサポートします。
デジタルステッキは2014年から福祉現場でVRの活用を進め、現場での改善を重ねてきました。長年の経験と知見が同社の強みです。また、代表理事の登嶋健太氏は、元介護施設職員。東京大学先端科学技術研究センター身体情報学分野の連携研究員として東京大学との共同研究を進め、VR旅行の効果は学術的に検証されています。この結果が、介護施設の経営層に対する説明や効果測定の信頼性を高める根拠となっています。
参考
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