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活用事例 2021.04.08

医療現場を再現したVRトレーニング、VR企業と広島の病院が共同開発

VRソフトウェア開発の株式会社ビーライズJA広島総合病院は、救急医療向けVRトレーニング「EVR」を共同開発しました。VR空間上に医療現場を再現し、3Dモデルを活用した実践的な学びを提供します。

臨床現場をVRで再現、様々な検査を学習可能

「EVR」は、実際の臨床現場同様、様々な検査や処置を行うことができる医療向けVRトレーニングシステムです。画面共有や映像記録機能を搭載しており、研修生の動きの確認や、上級医の処置を視聴しての学習などが可能です。検査は血液検査やレントゲン、エコー、視診、触診、聴診などが行えます。

また、VRトレーニングでの視診や触診、レントゲン、血液検査手配の順番など動作を全てログに残す機能も搭載。これにより客観的な技術評価も可能とのことです。

なお、「EVR」は2021年4月14日から東京ビッグサイトで開催されるXR総合展にて出展が行われます。(ブース:南4ホール 14-6)

VR/MR活用の医療向けサービス開発が進む

VRやMRを活用した医療向けサービスは各企業で開発が進められています。国立看護大学が授業に導入するほか、文部科学省のVR教育プログラムとして採択するなどの事例も増えてきています。

(参考)株式会社ビーライズ プレスリリース


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