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投資 2021.05.20

VRコラボプラットフォームのAvatour、290万ドルの資金調達を実施

2020年5月19日、VRコラボレーションプラットフォーム「AVATOUR」を開発・提供するAvatourが290万ドル(約3,1億円)の資金調達を実施しました。同社は今回の資金調達により、プラットフォームの拡張と、グローバル市場への技術展開を進めていく予定です。

今回の資金調達はUlu Venturesが主導し、出資者にはNTT Docomoベンチャーズも名を連ねています。

安価なシステムでバーチャルコラボを実現

「AVATOUR」はコンシューマ向けの安価な360度カメラとWi-Fi(またはLTE回線)を使い、リモートでのバーチャルコラボを実現するプラットフォームです。同プラットフォームには最大20人がゲスト参加でき、VRヘッドセットだけでなくスマートフォン、デスクトップPCなどにも対応しています。

AVATOURの共同設立者兼CEOのデボン・コプリー氏は今回の資金調達に際し、「ビジネス旅行は常に高価で不便なものでしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、より効率的なオプションが求められています。当社のユニークで導入しやすいソリューションは、効果的なリモート会議を可能にしました」と述べています。

同プラットフォームは不動産、建設、学習・トレーニング、エンタメなど、さまざまな業界での利用が期待でき、すでに米連邦航空局、多国籍食品会社のケロッグ、エンジニアリング企業のBlack & Veatchなどで採用されています。

(参考)SiliconANGLE


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