9月1日、3D生成AIを手がけるTripo AIが、シリーズBおよびシリーズB+のラウンドで約30億元(約690億円)を調達したと発表しました。
ラウンドをリードしたのはMPCiです。事業会社からはPerfect World、BlueFocus、SPC、Yanqu Gamesなどが参加。金融投資家では、CDH Venture and Growth Capital、CICC、CMC Capital Partnersらが名を連ねます。既存投資家のFortune Capital、Primavera Capital、4399 Network、Muhua Tech Ventures、Vitalbridge Capital、INCE Capital、T-Capitalも追加出資しました。
Tripo AIは2023年設立で、AIとコンピューターグラフィックスの研究者が立ち上げた企業です。独自の3Dネイティブ基盤モデルとワールドモデルを軸に、Tripo StudioとTripo APIを提供しています。同社のモデルと製品は、製造、VR、インタラクティブエンターテインメント、身体性AIといった分野で利用されています。
調達の発表にあわせて、同社は3Dネイティブ基盤モデルの新版「Tripo P2.0」のプレビュー版を公開しています。P1.0の後継にあたるモデルです。モデルの表面を四角形の面で構成するクワッドトポロジーに対応しました。数秒で制作工程にそのまま投入できる品質の3Dオブジェクトを生成します。すでに複数の業界の企業が、同社の3Dネイティブ基盤モデルを導入しているとのことです。
調達した資金は、3Dネイティブ基盤モデルと3Dデータ基盤の開発、AIの学習と推論に使う計算資源の拡充、そして製品開発と事業化に充てられます。
なお本記事では、2026年9月3日時点での為替レートを用いて換算しています。

