XR Kaigi 2020、参加者向けの特設バーチャル空間やアワード企画を提供

12月8日から10日にかけて開催されるXR（VR/AR/MR）カンファレンス「XR Kaigi 2020」。今回、参加者向けの特設会場となるバーチャル空間「Open XR Plaza」と、アワード企画「XR Kaigi 2020 Awards」が発表されました。

XR Kaigiは、XR分野に関心のある開発者・クリエイターを対象としたカンファレンスです。第2回となる2020年は、昨今の新型コロナウィルスの影響によりオンラインでの開催となります。3日間にわたり、国内外の有識者による50以上のセッション、20近いバーチャル空間での企業展示をお楽しみいただけます。

バーチャルにおける公共性の実験場「Open XR Plaza」

「Open XR Plaza」は、XR Kaigi参加者同士が集い、コミュニケーションをとることができる、いわゆる会場ロビーのようなバーチャル空間です。この空間は、THINK AND SENSEと株式会社Moguraが共同開発しました。

「Open XR Plaza」は、「バーチャルにおける公共性の実験場」を掲げ、ワールドの中に複数の階層がデザインされています。階層を移動していくごとにアバターのサイズが巨大化していく仕様になっています。

Open XR Plazaの各スペースは以下の通りです。

お祭り会場：エントランスから入ってまず到着するコーナー。ジュークボックスでBGMを切り替えたり、広場があります。

ギャラリースペース：「XR Kaigi 2020 Awards」を受賞した取組がショーケースされています。ゆっくりとご覧ください。

XRアーカイブスペース：デバイスから2020年のXR業界を振り返るコーナーです。

ダンスフロア：BGMが大きくかかっているエリアです。もぐらちゃんが踊っています。空中に浮かぶVRヘッドセットをもぎ取って遊ぶこともできます。

出展社の取組から選びぬかれた「XR Kaigi 2020 Awards」

「XR Kaigi 2020 Awards」は、XR Kaigi 2020の全19社のバーチャル展示からXRの普及へ貢献している（するポテンシャルのあると考えられる）取組を表彰するアワードです。今後、毎年XR Kaigiで開催予定です。

初回となる今回は、「ハードウェア部門」「アプリケーション部門」「アクティビティ部門」の3部門でそれぞれ大賞と優秀賞を選出します。アワードの結果はXR Kaigi当日、「Open XR Plaza」にてショーケースで紹介されます。

XR Kaigi 2020概要