Logitech International S.A.(以下Logitech)のペン型デバイス「Logitech VR Ink Pilot Edition」が予約受付を開始しました。 価格は750ドル(約81,000円)です。本デバイスはVRヘッドセットと組み合わせて使用し、VR内で直感的な2D/3Dデザインを可能とします。
スムーズな操作を実現
「Logitech VR Ink Pilot Edition」はVR内でデザインを行うためのデバイスです。通常のペンのような形状のため、モーションコントローラーと比較して直感的な操作を特長とします。主に3Dモデル制作ツール「Gravity Sketch」やVRペイントツール「Tilt Brush」といったアプリケーションでの使用を想定。HTC VIVE、Vive Pro、ValveのIndex、Varjoの各ヘッドセットに対応し、SteamVR 2.0のトラッキングシステムを使用します。
(Logitechは「デバイスに慣れるまでの時間を削減でき、タスクをスムーズに進められる」とコメントした)
出荷は2020年2月
公式ウェブサイトにはVR Inkを実際に試した企業の声が掲載されており、自動車メーカーのアウディは「VR Inkは2Dと3Dのハイブリッドワークフローを実現します。これは、設計におけるVR導入を加速する完璧なソリューションと言えそうです」とその効果を語っています。
プレオーダーの受付はこちらから。数量限定で、出荷は2020年2月を予定しています。
主なスペック
サイズ |
232 mm x 64 mm x 42 mm |
重量 |
68.0 g |
バッテリー寿命 |
2.5時間~(USB充電) |
接続 |
2.4 GHzワイヤレスまたはマイクロUSB |
トラッキング |
SteamVR 2.0(SteamVR 1.0/2.0のベースステーションに対応、推奨は2.0) |
対応ヘッドセット |
・HTC VIVE |
パイロット版内容 |
・VR Ink Stylus |
価格 |
750ドル |
ペン型デバイスの事例
VR内で描画できるペン型のデバイスは、日本のワコム等が開発を行っています。
(参考)Logitech