Home » MetaがXR/メタバース部門の業績を初公開、VR/ARへの投資は2021年第4四半期に過去最多 ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース


業界動向 2022.02.07

MetaがXR/メタバース部門の業績を初公開、VR/ARへの投資は2021年第4四半期に過去最多 ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1. Meta、メタバース関連部門の業績を初公開 2021年売上は前年比2倍の約2,500億円、1兆円の赤字(2.03) / Metaの次期VRヘッドセットは2022年中の発売目指す(2.03)
2. 2021年第4四半期はVR/ARへの投資が過去最多に メタバース以外の要因も(1.31)
3. GoogleがFoxconn子会社のメタバース関連ファンドに約545億円を投資(2.03)
4. AR製薬支援のApprenticeが約115億円を調達、パンデミック経て急激に成長中(2.03)
5. MRデバイス「Magic Leap 2」のスペックが一部明らかに。独自OSを廃止しAndroidメインに移行(2.02)

Meta、メタバース関連部門の業績を初公開 2021年売上は前年比2倍の約2,500億円、1兆円の赤字(2.03) / Metaの次期VRヘッドセットは2022年中の発売目指す(2.03)

Meta(旧Facebook)が、2021年度通期の業績を発表しました。今回初めてVR/AR部門Reality Labsの売上が22億ドル(約2600億円)、損失は101億ドル(約1兆1600億円)であることが明らかにされました。同社は以前より「VR/ARおよびメタバースに年間1兆円の投資を行う」と宣言しており、有限実行した形となります。また2021年10月に発表された次世代VRヘッドセット、コードネーム「Project Cambria」については、2022年後半の発売を目指していることも判明しました。

2021年第4四半期はVR/ARへの投資が過去最多に メタバース以外の要因も(1.31)

 

2021年第4四半期は、VR/ARに多額の投資が行われた模様です。調査によればおよそ19億ドル(約2180億円)が投資されており、Magic LeapやNianticの資金調達等が主要因だとみなされているようです。

GoogleがFoxconn子会社のメタバース関連ファンドに約545億円を投資(2.03)

Googleが、メタバースプロジェクト向けプライベートエクイティファンドの台湾鴻海科技集団の子会社樺漢科技に、11億台湾ドル(3,950万米ドル、約454億円)を投資したことが明らかになりました。メタバース・プラットフォームに向けたソフトとハードの統合を目指します。

AR製薬支援のApprenticeが約115億円を調達、パンデミック経て急激に成長中(2.03)

製薬のAR支援、米Apprenticeは、シリーズCラウンドで1億ドル(約115億円)を調達しました。COVID-19ワクチン製造等において、米製薬分野上位15社がApprenticeのクラウドベースの製造プラットフォームを使用しているとのこと。同社は本資金をもとに、欧州・アジア事業を拡大します。

MRデバイス「Magic Leap 2」のスペックが一部明らかに。独自OSを廃止しAndroidメインに移行(2.02)

Magic Leapの次世代MRデバイス「Magic Leap 2」の新たなスペック情報が公開されました。重量は248gと約20%軽量化、OSも独自OSからAndroidに変更します。また暗い部屋でのオブジェクトが見られる機能や、アイトラッキング機能も強化される見通しです。

毎週の注目ニュースを紹介・解説する「もぐラジオ」毎週月曜日更新!

Mogura VR Newsでは毎週の注目ニュースを解説する「もぐラジオ」を毎週月曜日朝8時に更新。日々のニュースから読み取れるVR/AR業界動向を編集長と副編集長が解説しています!誌面では語れない内容も盛りだくさん! YouTube、各種Podcastで配信中です。

■もぐラジオ#73
・Meta怒涛の決算、「VRやAR、メタバースに年間1兆円投資」を有言実行
・テンセントのQQに“メタバース”機能? スーパーアプリが搭載することの意味
・etc……


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード