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業界動向 2019.03.25

フェイスブックの新VRデバイス「Rift S」49,800円で今春発売、HPも新たに「Reverb」発表 ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.Oculusが新VRヘッドセット「Rift S」発表 外部センサー不要、49,800円で今春発売(03.21)
2. HP、PC向け新型VRヘッドセット「Reverb」発表 片目2K、価格は600ドル(03.20)
3.VR/AR標準化「OpenXR」の暫定仕様が公開 Oculus等2019年内対応(03.20)
4.任天堂の「Nintendo Labo: VR Kit」は64種類のVRゲームを搭載。自分でVRゲームも作れる(03.22)
5.フェイスブックが注力 本人そっくりのアバター技術研究(03.15)

Oculusが新VRヘッドセット「Rift S」発表 外部センサー不要、49,800円で今春発売(03.21)

サンフランシスコで開催中のGDC2019にて、OculusはPC向け新型VRヘッドセット「Oculus Rift S」を発表しました。2019年春の発売を予定し、価格は一体型VRヘッドセット「Oculus Quest」と同じ399ドル、日本国内向けの価格は、49,800円と発表されています。

【Topics】
・外部センサー不要のトラッキングシステム「Oculus Insight」を採用
・新型TouchコントローラーはQuestとRift Sの両機種で利用可能
・装着が簡単に。奥行きも調整でき、メガネユーザーの利便性も向上
・推奨PCスペックはRiftと同様。互換性もあり
・Questとのクロスプレイ・クロスバイ対応

「Oculus Rift S」体験レポートはこちら。

HP、PC向け新型VRヘッドセット「Reverb」発表 片目2K、価格は600ドル(03.20)

ヒューレットパッカード(HP)は、PCに接続して使用する新型のVRヘッドセット「Reverb」を発表しました。2017年末に発売された初代Windows Mixed Realityヘッドセット(WinMRヘッドセット)の新型となります。片目約2Kの高解像度が特長で、2019年4月下旬に発売されます。

【Topics】
・解像度向上、初代と同程度の視野角
・ヘッドホンは一体型、装着方法は左右と頭頂部のマジックテープ
・コンシューマー、エンタープライズ向けの2モデルが発売
・外部センサーは不要

VR/AR標準化「OpenXR」の暫定仕様が公開 Oculus等2019年内対応(03.20)

オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは「OpenXR」の暫定仕様を公開しました。「OpenXR」とは、VR/ARプラットフォームでのデバイス・アプリ間の仕様を標準化する取組みです。標準化が進むと、デバイス毎に必要となるアプリのコード調整が不要になります。

【Topics】
・マイクロソフトは公開と同時に、開発者向け対応を開始
・Epic GamesやOculus(フェイスブック)は年内の対応を表明
・暫定仕様はクロノスのWebサイトで公開。開発者からのフィードバックを募集

任天堂の「Nintendo Labo: VR Kit」は64種類のVRゲームを搭載。自分でVRゲームも作れる(03.22)

任天堂株式会社は、「Nintendo Labo」シリーズの新作「Nintendo Labo: VR Kit(ニンテンドー ラボ VRキット)」の紹介動画を公開しました。

動画では64種類のVRゲームが体験できる「VRひろば」や、シンプルなプログラムを使い自分でVRゲームを作れる「Toy-ConガレージVR」など、体験できるすべての“遊び”が紹介されています。

【Topics】
・任天堂の「VR Kit」では64種類のゲームが遊べる
・これまでの「Toy-Conガレージ」同様にVRゲームを自作するシステムも

フェイスブックが注力 本人そっくりのアバター技術研究(03.15)

Facebook Reality Lab(フェイスブックの研究センター)は、「画期的な3Dキャプチャ技術とAIのシステム」を用い、本人そっくりのバーチャルアバターを作成する技術の研究状況について公表しました。

現段階での実現には、大がかりな装置が必要ですが、将来的に軽量のヘッドセットのみでリアルなアバターを再現し、数枚の写真や動画でユーザー自身のアバターを作れるようにしたいと語りました。

【Topics】
・VR空間に現実世界と同じ本物のコミュニケーションを作り出すことを目指す
・リアルなアバター実現にはまだ数年かかる
・なりすましを防ぐため、セキュリティや本人確認の研究も進行中


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